第27話 ムチムチ😆🎶✨

「何が逆か、わからないけどね。言いたい事は解るよ」

 確かに痩せている人でも、ダイエットしなくてはと無理をして拒食症になる女性もいる。



「うん、今のアイドルって、さぁ、みんな異様に細い娘ばっかなんだよね。

 よく言えば華奢なんどけどォ~!!

 ディスるとガリガリ君じゃン!!」



「え、まぁ、そうね…。

 ガリガリ君ッてワケではないけど~……」



「美脚って、なンか細い脚を競いあってるみたいだろォ~ー❗❗」


「うん………」



「全然、来ないンだけどね。もっと太ももが健康的で良いと思うンだけどォ~ー……😅💦💦」



「ムチムチッて…… それは単にショーリの価値観でしょォ~❗❗❗」

 ウチは眉をひそませた。



「そうかな…… ま、でも、女子の視線は同性の女子に向いてるよねェ……」


「うン……」


「みんなダイエットだ。痩せれば綺麗になるッて……、もう盲目的のさァ~。無理して痩せることはない人でも、痩せないと、ッて。

 ほぼほぼ宗教に近いよ❗❗

 ダイエット教だよ❗❗❗」


「うン……、まァ~ねぇ」



「健康的で可愛けりゃ、少しくらいポッチャリしてても良いと思うんだけどねェ……」



「うゥ~ン……😔💦💦 ま、ショーリの言うことは解らないではないけど……」

 静かに頷いた。

「実際問題、一人だけポッチャリを目指すワケにはいかないのよ❗❗」



「ふゥ~ン…、まぁねぇ……」


「……😔💦💦」何気に私はスマホを確認した。



 まだ母親からの連絡はない。




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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