続てっぺん
伊藤勇
第1話続てっぺん
とある街のヤクザ者の勇に平穏な日々が、訪れていた、ヤクザ者に平穏も何もあったものではないが(笑)、ヤクザ者が上を目指さず安寧を求めるならば堅気になれば良いだけの事。…だが本音を言えば反社会勢力の暴力団であっても平穏な生活に憧れるものだと勇自身も思っていた飢えてどんな小さなシノギにも食い付いていた頃を懐かしく感じるが…シノギが順調だからこそ思うことだ飢えていた時代を忘れがちだ… 毎日の様に東京の端から 銀座に知り合いの事務所に遊びに行き其れからシノギの集金に回り朝から晩まで動き回り夜は夜で朝迄呑んで出費もそれなりだがシノギが順調の時は 何も考えないのがやはり勇で 勇は馬鹿のままである 昔の江戸っ子じゃあるまいし 宵越しの金は持たないを地でいってる勇である(笑) 本当は焼酎がすきなのにクラブだから格好つけないと仕方ないといえば仕方ないのだが ヘネシーリシャールに飽きると次は六本木のキャバクラへ若いおね~ちゃんをからかいに行き逆にからかわれてる勇で『ねぇ勇ちゃん シャンパン入れて』の声に『イイょロゼ持ってこい』何て言ってれば店や女の子たちにしたら
イイカモ客である<只の泡男(あわお君)(笑)>バブルはとっくにハジケてるのにこんな調子の勇だ本物の馬鹿である(笑)
続てっぺん 伊藤勇 @Kathunori
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