インフィニティ

@baburu2

プロローグ イレギュラー



多種多様な能力を持った人々が住んでいるこの世界。


能力とは――普通人間に出せないだろう力のことで、最高一個の能力を持って生まれてくる。

例えば炎を操る能力、植物を操る能力、高度な催眠術師ができる能力、透明になれる能力、相手の心をよめる能力などたくさんの能力が存在している。


能力は力やスポーツなどのように鍛錬をしていけば少しずつその威力を増していく。


その能力は均等割り分けわれているわけではなく、能力の中にもレア度が存在していて人生で何回も見れる能力もあれば人生で巡り合えない能力もある。


能力を持った人を「能力者」といい人類の99%いると言われている。

100%ではないので能力を何も持ってない人も存在するそれを「無能力者」という。


無能力者は絶対に弱いというわけではない、能力を使わずに能力者を倒すことだってある。


それに 能力によって戦闘に使える能力や使えない能力があったりするので能力者でもほぼ無能力者の戦闘力と変わらなかったりもする。


しかし限界はある。


もし戦闘向きじゃない能力の武道家が10年間努力したとする、だがそんなに努力しても強い能力には指一本も触れないでやられていくこともある。


才能と同じだ、才能を持っている人が努力をしていなかったら何とかなるかもしれないだがもし努力していたらそれに勝つことは至難の業だ。


強くなるほど強くなるのは難しくなり頂点の戦いには必ず能力が必要になってくる。


強い能力者はその力で一回で何万という兵を倒したという事実もある。


結局この世界では力だけが全てだ。


どんなに権力を持った人がいたとしても、大きな武力をその権力で止めれるわけではない。


全ての人に平等で誰にも優しい人がいたとしても、優しさで誰も倒すことはできない。


どんなに頭がいい人がいても、頭の良しあしで攻略できるレベルを超えていたら何の意味もない。


この世界では力が全てだ最初から持って生まれたものはその一生楽に進め、何も持たずに生まれたものはその一生は地獄。


こんな平和とはかけ離れた世界に今偶然か必然か信じられないことが起こっていた。


色々な能力者が誕生して行くなか、相当の確率で新しい能力を持った能力者が生まれてくることがある。


だがその可能性はとても低く自分の一生にこの世界にいたらラッキーみたいなものだ。


だからそれを信じないで噓というものも少なくはなかった。


それは今同じ時に――


――七人の新しい能力者がいると










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