ラノベ感想(2020年1月~)
103.ティアムーン帝国物語 感想
こちらkindle unlimitedで見つけ、表紙が可愛くて好みだったので読んでみました。
◆タイトル『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる姫の逆転物語〜』
◆作者 餅月望
◆イラスト Gilse
◆レーベル TOブックス
◆発売日 2019/07/01
◆あらすじ
大国ティアムーン帝国の皇女、ミーアは断頭台で処刑されてしまう。
けれど次に目が覚めた時、彼女は八年前の子供の姿でベッドの上に寝ていた。
時間が巻戻ったのだと気づいた彼女は、断頭台行きを回避するために奔走するが.......。
◆感想
はじめはマリーアントワネットのようにワガママだったミーア。
しかし時間が巻き戻ってからというもの、子供の頃に気づかなかった国や周りの状況が見えるようになってきます。
そして自分の身の破滅を防ぐ行動を取っているうちに、知らず知らずのうちに物事が良い方向へ転がっていくのが見ていて面白いです。
未来を変えるため少女が起こしたちょっとした行動が、帝国の歴史を動かす大きな流れとなるのは読んでいて爽快感があります。
持っている知識を生かして破滅する運命を防ぐという意味では悪役令嬢者と同じような楽しみはありますが、こういう切り口の作品はあまり見たことが無かったので新鮮でした。
kindle unlimitedで読めるのは一巻だけなのですが、続きが気になってつい二巻も買ってしまいました。
ついつい続きが気になってページをめくる手が止まらなくなる、そんな作品です。
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