ひと昔前の香港映画を見てると、とにかくバタバタとしています。バナナの皮を踏んで派手に尻餅をつくとか、今は探すのも一苦労しそうな金だらいのような物が落ちてくるとか…はっきり言って爆笑はできないようなシーンが多かったのです。

友人に言いました

「バナナの皮で滑って転ぶ人なんていないでしょ」

ある日、新界の歩道をダッシュしていました。待ち合わせの時間が…

あと１つ角を曲がったら、待ち合わせ場所！

ゴールテープが見えたその時、つるーんと滑ってわけがわからないまま転びました。

キレイにすってーんした瞬間を見た友人が飛んできました。

痛いよりも、「何で転んだのか」理解できませんでした。恐る恐る足元を見ると足元には黒い物体が落ちていました。真っ黒な怪しい物体を友人はつまみあげると

「バナナの皮だね！」と一言。

バナナ？そんなバナナ〜と思わず叫びそうになりました。真っ黒に変色した何かのミイラその物体は紛れもなくバナナの皮でした？

友人いわく「バナナはよく滑る。特に黒くなったやつは」とのことで、香港では転ばなくともバナナの皮を踏んで滑る人は少なくないそうです。

でも、悪いのはバナナの皮じゃなくてそれを道に捨てる人だと思います。だって、「バナナの皮で滑る人は少なくない」って、日本じゃバナナの皮で滑ったなんてエピソード聞いた事がありませんから。

皆さま香港に行ったら足元注意です！

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