チェーンソーで襲撃される?
最近ちょっと物騒になってはきたけど、凶悪事件など起こらないまだ平和な田舎…
そんなのどかな住宅街で起こった、被害者は叔父というショッキングな事件の話です。
!注意!流血ものが苦手な人は今回は閲覧注意です!
ある日お仕事が終わったので母に「今から帰る」と連絡をしようとラインを入れました。
返事はありませんでした。その日は帰る際に連絡を入れるよう言われていたので、仕方なく電話しました。
でませんでした。
仕方ないから、スマホではなく家に電話しました。
出ませんでした。
伝言してもらおうと、隣家の親戚の家に電話を入れました。
でませんでした。
自営であまり出かけることもない2件誰も電話に出ないなんておかしい…と思いましたが仕方なく帰宅することにしました。
最寄り駅についたら母から電話がかかってきました。開口一番
「おじさんがチェンソーで首を切ったのよ」
思わず耳を疑いました。
叔父は人に恨まれるような人でなければ、自分で死にたかったとも思えない。
「なんで?」
「植木屋さんが来てて、庭の木を切っててねはずみで梯子から落ちて、下にいた叔父さんの首周りにチェンソーが当たったの」
なんだ、事故か。いやいや、事故かじゃなくて…
「それで大丈夫なの?」
「病院にきたけど、動脈まで1ミリくらいのところで止まったから40針くらい縫ったけど大丈夫」
よかった…
しかし、動脈まで1ミリって…
40針以上縫ったから無事とはいえないけど、命が助かり変なニュースにならなくてヨカッタ。
その翌々日…
朝家を出ると叔父がいた。
元気に歩いていたので思わず目を見張った!
「元気そうで良かった」
「まったくな。見る?」
事故の晩に、チェンソーで切った傷はナイフと違って切り口が凸凹になるから縫うのが大変だと父に聞かされ、なんとなく背筋がゾッとしたので、見ませんでした。
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