記憶喪失の異世界旅行ー死の記憶・・・

Sro

プロローグ「記憶喪失から異世界へ」

・・・・ここは・・・・・


広い平原だ・・


「うっ!!」


頭痛がする、頭を押さえながら少しずつ少しずつ何があった?と脳に響き渡ってくる


だが、一つだけ分かる事がある。


自分がいるこの場所は・・・・


「異世界・・だ」


だがなぜ?って疑問が残るが今はそんなこと言ってられない。


だって知らない世界に来て知らない場所で・・・


あれ?何か忘れてるような・・・あ!


「記憶がない・・・」


何でだ??自分は記憶喪失にでもなってしまったのか・・・家族・友達・・・


ダメだ!何も思い出せない。これが記憶喪失・・実にショックすぎて愕然とする。


「まぁとにかく行くしかない・・・」


なにもないけど・・・


しばらく歩いていくうちに村が見えた、そこまで遠くない場所にあって良かったと安心した


何もないのがさいやくの状況だ・・・金?そんな物もっているわけないだろ!


そんな事をブツブツと言いながら村に近づいていく。


・・・・・「ねぇ?・・・きて・・・お・・・て」・・・・・


何だ!頭の中で知らない人がこっちに話しかけてくるような声が聞こえた・・・


記憶?いや・・・それはない自分がもし記憶喪失じゃなければこの声は誰かがわかる・・・


「って!そんなこと考える暇があるなら・・・ここで、生きていく方法を見つけないと」


一通り村を探索する事にした・・・だからって何かあるわけじゃないけど・・・


ここから自分の冒険?ちょっとした旅行気分でいいんじゃない?と思いつつ進んでいく・・・


「何か・・・あればいいけどなぁー」


・・・ふとその一言が自分を助けることになるなんて・・・思わなかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る