未練たらしく

君といた頃の歌を聴く

だけど君の写真は怖くて見れない

思い出したいような

思い出したくないような

そんな気持ち


傷つけ合った事もいい思い出なんて言えない

愛し合っていたと言える自信なんかない

それでも二人で過ごしたという現実は消えない


来る筈の無い連絡を今日も待っている

「どこかつれていってあげる、明日晴れたらね」

君がそう言った明日は必ず雨だった


寂しさがずっと消えない事が気がかりだった

でも

寂しさは永遠に消えないのだと気がついた時

諦めがついた気がした


傷つけ合いたくなんてなかった

私は愛には程遠かった

後悔を背負って生きる覚悟なんかないまま生きる

明日晴れたら連絡を待つよりも新しい恋を探しに行こう

いつかそんな風に思えたらいい

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