異世界転生したら最強になれると思ったのに実際は平凡以下でした
@ru1RurU
第1話 異世界に行ってやる!
俺の名前は「五十嵐 凛」俺の名前を見て女の子にいそうな名前だなって思った奴! 正直に出てきなさい! まあよく言われることなんだけどね(一度しか言われていない)、 なんで一回しか呼ばれていないか気になるだろ? なぜかと言うと俺は副業として自宅警備をしているからだ!
......なんだってただの不登校(ニート)だって? いやいやいやいや自宅警備はちゃんとした仕事!
「自宅警備中何をしているの?」
それはだなぁゲームとかアニメ見たり歌を歌ったりしてる、 あとは異世界に転生された時どのように立ち回るかの練習さ!
「やばい奴」
なにを言っているんだ! もし異世界に転生されたら何をすればいいかわからなくなるはずさ! だから事前に練習を!
「そんなことを考えているのがおかしい、 なぜ異世界のことを気にしているの?」
なぜかってそんなの簡単さ! アニメとかでよくあるだろ? [異世界転生したら最強になりました!]的なの
「あるけど実際現実世界ではそんなこと有り得ない」
うるせえ! 俺の夢は現実世界では平凡でも異世界転生されたら最強になってパイボヨンボヨンしてる人と旅を出ることなんだぞ!
「まあ頑張ってください」
まあこう言った会話を自分の部屋でやっているわけだ......言っとくが一人でやってるわけないからな! 「マリ」っていう人(人形)と会話をしているんだ!
そして今日も自宅警備により学校は休み。
「異世界に行ったらペチャはやだなできれば大きい方がいい......でも大きければいいってわけじゃない! 顔もよくなくちゃね!」
今日は出張の日
「母さんアニメイト行ってくるわ」
出張の日は楽しみだ! 歩いて駅まで五分電車に揺られて二十分、 出張先にはだいたい三十分ぐらいで着く。
「今日はどんな人が出迎えてくれるんだろか! でももしかしたら出張先で何か起きるとか? 楽しみだな!」
重症だ。
そして出張先に着く。
「いいね! たくさんの人(人形)が出迎えてくれているよ!」
中に入るといつも通りのコーナに行く
---ライトノベルコーナー---
「勉強せねば!」
立ち回りの勉強をするためここにきたら十冊は買う異世界物を。
「これ良さげじゃね?」
気になった作品名は[異世界転生で最強に!」
「よしこれを購入!」
そして次々手に取る。
[リアルは残念だが異世界は最高!][非リアから転生されて人気モノ]
「じゃあ今回はこれだけでいいか!」
参考書(ラノベ)をレジに持って行く。
「とりあえず勉強になるものは買えたから次は上に行くか!」
エレベーターにのり上に上がる、 そこにはフィギアや人形がいっぱいある。
---フィギアコーナー---
「久しぶりに人(人形)買うか!」
その階を何周もグルグル回る。
「いいのないなまた今度こよう!」
あまりいいのがなかったからエレベータに戻る、 その時何か違う感覚を感じた。 感じた方を向くととても可愛いボヨンの人(人形)がいた。
「これいいね!」
俺はこれに一目惚れしてしまいレジに持って行ってしまった。 そしてそのままエレベーターで下に降り外に出た。
「また今度お願いします!」
一礼し駅へ向かった。
「今日買った参考書で勉強だ!」
電車内で勉強しながら家に帰る。
そして家に着いた。 家に着くとすぐに自宅警備に戻る。
「帰ってきたぞ! マリ!」
いつも言ってることだ。
「マリ聞いてくれ! 今日から新しい人(人形)が来るぞ!
そういい出張先から買ってきた人(人形)を出した。 それをマリの隣に並べる。
「今日から三人で生活することになったぞ!」
頭をなでなでしボヨンを触りまくる。
「マリも触って欲しいのか?」
そう言いながら頭をなでなでしボヨンを触る。 そしてまたいつものが始まる。
「聞いてくれよー今日もダメだった!」
〔何が?〕
「今日も異世界転生されなかった......いつになったらされるのかな?」
毎日同じ話を十分程度する。
{きっと気持ちが足りないんだよ}
「そうか? 俺の異世界に行きたいって言う気持ちは強いはず!」
{なら異世界にく?}
「行きたいけどいけないんだよなー現実世界ではありえないことだし」
{いけるさ}
この会話が初めて今日買ってきた人(人形)との会話だ。
「無理無理」
{じゃあ一分間目を瞑っててくれる?}
目を瞑るだけなら簡単だ、 だがこの話は絶対嘘だと思っている、 俺は人形と話しているしかも妄想で。 実際現実世界から異世界に転生するなんてありえないことだからだ。
「わかった」
だが俺はそのこと信じず現実世界でも異世界に行けるってことを証明したいのだ。
〔1、 2、 3〕
「無理だと思うけどなぁ」
実際こう言った会話(妄想)は飽きるくらいやってるしかし全て何も起こらなかった......どうせ今回も。
六十秒が近づく。
〔57、 58、 59、 60......はい! 着いたよ!〕
その合図とともに俺は目を開ける。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます