昌平ヒルズ族
世界三大〇〇
第6学生寮、アベニューでの生活〜走る音
これまでのあらすじ
郁弥は大阪で、母の夢を見る。そして、母の教え、「かわいい子にはかわいいと言う」ことを思い出す。しかし、男子寮アベニューには幾つかNGワードが存在する。その1つが、「かわいい」だった。もしそのNGワードを言ってしまうと、3日間おやつ抜きの刑が待っている。寮友達が、このNGワードを郁弥に言わそうと画策する。そして、寮母の娘で中3の可憐に、郁弥は思わず「かわいい」と言ってしまう。郁弥はそれによって、新たな交友関係を得た。だがその出会いは、呆気なく別れへとつながる。可憐はアイドルを目指しているというのだ。傷心の郁弥は、気分転換も兼ねて帰省を決意。母の七回忌に参列することにした。(第六学生寮アベニューでの生活)
帰りのバスで偶然一緒になった望月ゆとりは、郁弥の幼馴染だ。一般人に追われるゆとりと一緒に、郁弥も逃げることになった。捕まりそうになるのを何とかかわし、渡辺まりえの助けもあって、無事に逃げ切ることに成功した。この成功が、郁弥に変化をもたらす。その後3人で郁弥の亡き母、明菜の墓参りをすることに。郁弥は、母の教えが「かわいい子にはかわいいと言う」ことの他にもあったことを思い出す。郁弥には、ゆとりやまりえが子役として成功したのは、それを忠実に守っていたからだと気付く。そして、母の墓前に、もう1つの教え、「諦めない心」を持つことを誓い、実家のシェアハウス、昌平ヒルズに戻った。(走る音)
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