ラッタタタタ

解説。

この小説は章題と内容を断絶さたものです。

普通は、タイトル=内容となります。

でも、俺はタイトル≠内容に挑戦しました。

つまり、これは、人類が初めて語った物語を表現しました。

夜に焚き火に集まり長老が、ある英雄の死を悔やむ。

その瞬間の再現です。

もう長老が喋った後は、「長老の弔辞」とか「つまらない話」って章題が付いてしまう。

これは虚構による、虚構のための、虚構の文学。

一種の神話です。

ホメロスがムーサを賛美したように。

ポストモダンでぐちゃぐちゃになった文学を、今、神話へと昇華させました。

つまり文学の終わりで、始まりです。

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