未分類魔法クラフト部【第四部完結】

作者 告井 凪

40

15人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

火、風、水、土の四大魔法が主流な学園で、そのどれにも属さない「未分類魔法」の開発に勤しむ少女と、個性豊かな仲間たちとの青春部活動ファンタジー。
世界を揺るがす大事件は起きませんが、魔法使いの女の子たちの賑やかな日常を楽しめます。
いわゆる、きらら系になるのでしょうか。

属性魔法は苦手だけど発想力のあるアイリン。
真面目で学年トップの成績を誇るクランリーテ。
道具作りが得意であんまり素直じゃないサキ。
元気いっぱいで希少な魔剣を所持する冒険科のチルト。
奇病の特効薬を開発したいと願う心優しいナナシュ。
彼女たちが、わちゃわちゃしているのは単純に癒されますね。

新しい魔法を試行錯誤し、仲間たちの協力で少しずつ進歩していくところも良いですね。
第一部、完。ということで一つの新魔法が完成したかに思えましたが、なるほど、確かにまだそういう欠点がありましたか。
今の時点でも、この世界にはない大発明のようですが……アイリンは意外と職人気質?
まだまだ完成への道のりは遠そうです。
がんばれ、クラフト部!

★★★ Excellent!!!

天才のクランリーテと落ちこぼれ(?)のアイリン。この対局の二人が、思わぬ魔法の発見をして……
『仲良しの女の子同士』が好きなので(笑)、世界観にすーっと入っていけました。
どっちに萌えるかといえば、アイリンさんですかね!
しっかりもののクランリーテも、もちろん魅力的ですが! あと学年2位のサキもいい味だすなぁ(^^)
そして落ちこぼれのアイリンは隠れ天才っぽい。
魔法理論がしっかり作り込まれているので、ファンタジー好きにはドキドキしますね。

★★★ Excellent!!!

火を出す魔法、風を起こす魔法。そんな、様々な魔法が存在する世界。
タイトルにもなっている『未分類魔法クラフト部』と言うのは、魔法学校にある部活動。未分類魔法と言う主流でない魔法形態を研究し、新しい魔法を作り出すのが目的です。

私見ですが、この『作る』と言うのが本作における大きなポイントの一つではないかと思います。
多くの作品で魔法と言うのは、普通じゃありえない現象を起こす便利な力として描かれ、本作においても概ねその通りです。
ですが新しい物を作る際には、試行錯誤と失敗がつきもの。魔法であってもそれは例外ではなく、問題点やそれに対する改善案、時には失敗の場面もしっかりと描かれ、架空の存在であるはずの魔法が現実にあったらこんな感じなのかもと思わせてくれます。

そして本作のもう一つの魅力がキャラクターです。
学年トップの秀才、クランリーテ。落ちこぼれだけど、基本の魔法は落ちこぼれだけど、未分類魔法に関しては類稀なる成果を上げるアイリン。彼女等を始めクラフト部には個性豊かな面々が集っていて、日々賑やかなやり取りが交わされます。
その楽しい空間を見られるだけでも、一読の価値があるのではないでしょうか。

異世界や魔法と言ったキーワードに反応した方、個性的なキャラの織り成す楽しい日常を見たい方、ぜひ一度目を通してみてはいかがですか?

★★★ Excellent!!!

魔法学校に通う女の子クランリーテは学年トップの秀才で魔法が上手な女の子。一方クラスメイトのアイリンは、魔法が苦手な落ちこぼれ。
しかしある日、クランリーテは知ってしまうのです。アイリンが誰も見たことの無い、常識外れの魔法を作り出そうと頑張っている事を。

アイリンは『未分類魔法クラフト部』なる部活に入っていて、日夜魔法の開発に勤しんでいたのです。
まだ未完成だけど、とっても素敵なアイリンの魔法。それに感動を覚えたクランリーテは自らも部活に入り、一緒に新たな魔法を作っていくことにしました。

活動を続けているうちに、だんだんと仲間が増えてくる。
時に騒動を巻き起こし、時に部員みんなで合宿を行ったりしながら、仲良くなっていく彼女達。
未分類魔法クラフト部の目標は、もちろん新しい魔法を作る事。そしてこのお話の醍醐味は、その作る過程にあると思っています。
笑って、悩んで、大騒ぎして。ジャンルは異世界ファンタジーですが、クランリーテ達のキラキラとした毎日には、青春小説にも通じる爽やかさがあります。

このレビューを書いている時点では、物語はまだ未完。
試行錯誤を繰り返し、自分達の魔法を作っていく彼女達から、今後も目が離せません。
登場するキャラクターがみんな可愛らしく良い子ばかりなので、ホントいつまでも読み続けたいお話です。