未分類魔法クラフト部【第四部完結】

登場人物紹介２（19/1/31公開）

ネタバレを含むキャラクター紹介その２です。

長くなったので分けました。少しずつ更新していきます。

更新日をタイトルに、更新内容を下記に。

更新履歴

19/1/31　登場人物紹介２の公開

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◇ヘステル・ヒースブラン

ターヤ中央区高等魔法学校　属性魔法科、火属性魔法教師

髪は赤、前髪に白メッシュ。長い三つ編み。眼鏡、銀フレーム。２０代後半。

火属性魔法を教えている先生。火属性のエキスパート。

とても厳しい先生で有名。できるまで帰さない。

未分類魔法のことは真っ向から否定する、否定派の筆頭。

なのだが、実は真逆で未分類魔法推進派である。

推進派なのを隠しつつ否定派の立場にいるのは、否定派の動向を得るためでもある。

加えて、まさか推進派なわけがないと思わせるため。

このことを知っているのはアイリンの祖母オイエンくらい。

彼女は一人、自分の火属性魔法研究室で未分類魔法を研究していた。

最近はクラフト部のメンバーが（指導という名目で）よく出入りしている。

◇ヒミナ・ハインテイル

ターヤ中央区高等魔法学校　属性魔法科　二年生　城下町在住

髪はピンクのショートヘア。前髪が長め。

背は結構低い。ナナシュよりちょっと高いくらい。たまに男の子と間違えられる。

二年生の学年トップ。

天才なのだが……独特の感性を持ち、たまに突拍子もない言動・行動をする。

そのため近寄りがたい存在になっているが、本人は気にせず（気付かず）グイグイくる。

幼馴染みのフリルだけが彼女を理解し、常に隣りにいる。

先生も扱いに困っており、ヒミナに用事があるときはフリルを通して話すことが多い。

とにかく天才。魔法ならなんでも出来てしまう。

魔法学校きっての天才なのでは、という声もある。

誰かの下に付く気はなく、自分の研究室をもらうことを目標にしている。

そしてそれは、いずれ実現するだろう。

未分類魔法については容認派。

その場に存在するマナの量を計測する魔法道具、マナ計測器を作ったが、仕組みは未分類魔法に近い物だった。

◇フリル・ホーステン

ターヤ中央区高等魔法学校　属性魔法科　二年生　城下町内在住

髪はグリーンのセミロング。背は少し高め。サキと同じかちょっと上。

魔法の成績は平均的。天才ヒミナに対し、至って普通。

とても普通なので、それ故に人に話しかけられやすい。

ヒミナの仲介役になっているが、本人が望んだことでもある。

ヒミナとは幼馴染みで、彼女の理解者。

同時に、彼女と並ぶことはできない、と諦観していた。

第三部で色々あり、その考え方は変わってきたかも。

とても器用で、魔法道具作成が得意。

実は魔法も全然平均的ではないのだけど、隠している。

また察しがよく、相手の言いたいこと、やりたいことをすぐに把握する。

エスパーなのでは、と思われている。（エスパーという概念は無いけど）

それもあって、友だちから色々頼られることが多い。（一人でいる時限定）

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◇ボストン先生

ターヤ中央区高等魔法学校　医療薬学科、回復魔法教師

恰幅のいい、黒髪のおじさん先生。

物腰が柔らかく、生徒にも人気のある優しい先生。ただ怒ると怖いという噂も。

責任感の強い先生だが、娘のことになると周りが見えなくなってしまうことがある。

娘が猫アレルギーで、クラフト部、ナナシュを通じて協力を申し出てくれる。

未分類魔法については、どちらでもいい派だったが、そのこともあって容認派となる。

◇ベイク先生

ターヤ中央区高等魔法学校　属性魔法科、水属性魔法教師

背の高い細身の男性。糸目。年齢不詳。

口調は普通の先生風なのだが、出てくる言葉は辛辣。

未分類魔法、否定派。ヘステル先生と並ぶ有名な強い否定派先生。

ヘステル先生が正面から来るタイプなら、ベイク先生は外堀から埋めて潰すタイプ。

属性魔法をこよなく愛し、魔法学校は属性魔法を学ぶ場所、という意識がとても強い。

未分類魔法を学ぶ生徒など異物だ、と言い切ってしまうほど。

とても極端な先生ではあるが、属性魔法、魔法学校のことを第一に考えている。

属性魔法をきちんと学ぼうとしている生徒には、丁寧に指導する良き先生となる。

そのため生徒からの評価は真っ二つに割れているらしい。

（本編では完全に悪役でしたが……）

ヘステル先生と仲が悪い。影で狐と呼ばれている。