第七章より(4文)

第七章三節より エーデルヘルト


「ならば……とも言えぬな。お前の心情を理解できないでもない。取るべき手段は一つだというのに、それすら雲がかかるか」

(中略)

「次期女王(ヴァレンティア王国では、王と女王が夫婦共同で公務に就く)となるには、その気持ちを整理するすべも必要だ。お前は今日の務めを果たした。一人ゆっくり、自身の心を整理するが良い」


私見:たまには心を落ち着けましょうね。

 ちなみに前提条件を表示しているために、この文は長めになっております。



第七章四節より ヴァイス


「雰囲気というのは大事なものなのよ、龍野君」


私見:役者や演劇・舞台にまつわる人は、どうぞこれをお読みくださいませ。



第七章五節より ヴァイス


『(省略)悪いけれど、手綱を握らせてもらうわ』


私見:御する立場にある者と、御される立場にある者が近しい場合の一言ですね。

 これは名言か微妙ですが、まあ数稼ぎということで、ここはひとつ。



第七章五節より ヴァイス


『(省略)これだけは覚えて。「従者の不始末は、あるじが責を負う」ということをね』


私見:上司とされる立場の方へ。

 僭越ながら一言言わせていただきますが、これは他人事ひとごとではございませんよ。


 第七章の名言(と作者が勝手に思った文)はここまで!

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盤上血戯と漆黒騎士(ゴッデス・ゲームとブラックナイト) 名言集 有原ハリアー @BlackKnight

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