盤上血戯と漆黒騎士(ゴッデス・ゲームとブラックナイト) 名言集

有原ハリアー

第一章より(8文)

第一章三節より 龍野


「やめだ、やめ……。俺に勝ち目がまったく無いのに、悪足掻きなんて出来るか」


私見:潔いですが、我々は足掻いてから負けたいものですね。



第一章四節より ヴァイス


「『道のわからぬ若人に、教え諭すが我が役目。如何な労をも惜しまずに、慈愛に依りて導かん』」


私見:教職者を目指す方は、一度この理想を目指してみては? ちなみに二重カギカッコとなっている理由は、「ヴァイスの考えた言葉ではない」からです。ただし誤解の無きよう。言葉自体は、(少なくとも)作者の私が考えたのですから……。



第一章五節より ヴァイス


「力を得ても使い方がわからなければ、それは力を得ていないのと同じことよ。だから私は使い方を教える。遠回りに見えるかもしれないけど、これを怠けたら実戦で役に立たないわ(以下省略)」


私見:力を知識に置き換えても、成り立ちそうな言葉ですね。

 それにしても、ヴァイスはよき指導者となる資質があるなあ……(自画自賛)。



第一章七節より 地の文


(省略)事態解決にプライドなんざいらねえ。龍野としてはそんな思いで言ったことだった(以下省略)


私見:手段にこだわらずにトラブルを解決するのは、かっこいいですね。

 話は変わりますが、事態解決を最優先とする職業は、逆に「起こった事を解決する事」がプライドだとも思います……。



第一章八節より シュシュ


「そうよ。私はお姉さまに憧れ、お姉さまに追い付くことを目標としているの! だから、使う武器も一緒でなくては……」


私見:憧れの存在を徹底的に真似する、立派な手段ですね。

 ちなみにシュシュは、ヴァイスの妹です。



第一章九節より ヴァイス


「言っておくけど、手加減無しよ。死なれたら困るから殺さない、でも死なない程度に遠慮はしない。手を抜いたらズタボロになるわよ」


私見:現実にも、この文のような状況はあるのではないでしょうか? そんな状況を迎えた方への警句になれば、幸いです。



第一章九節より ヴァイス(その2)


「甘いわね。戦法は常に更新しなさい」


私見:これはしょっちゅう言われる言葉ですね。

 一つの方法にすがった人間は、最終的には……考えたくも、ありません。



第一章十節より ヴァイス


「貴方、自身の実力を過信しているの? 死ぬわよ」


私見:自分の実力を過信する人間は、ある程度はいますよね。そういう方への叱咤として、使っていただければ幸いです。


 第一章の名言(と作者が勝手に思った文)はここまで!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る