独り害色に成る(異矛)


塗られ染まり溺れてく

その不自然な色


意味有るかな


その色を手に入れる為

何を使った、要いたんだ


価値観は其々だが

要いたものはきっと

違う使い方が有ると思う


何故害色を求め身に纏う


害色を纏えば

害色に染まれば

害色に溺れれば


愛されるかな

捨てられないかな

見捨てられないかな

独りに成らなくて済むかな


俺には判らない儘

楽しそうに

知らない独りが害色に成った




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る