グローバルなネットワーク（インターネット）を使うには、プロバイダというものを介さないといけない。

此奴等がネットワークの回線を引いてくれるのだ。

同様にスマートフォンを利用する際、ネットワークを使うにはSIMというものが必要だ。

これはスマートフォンのキャリアが提供する回線を利用することのできる、いわば通行許可証のような物。

格安SIMなども出て、スマホのハードルが下がる昨今。

ゲーム機のプレゼントやキャッシュバック、基本料の割引等でネットワークを安価にお得に引くこのとできるプロバイダ。

おそらくこの国の殆どの人間がグローバルなネットワークを利用しているだろう。

そんな中、オレはふと疑問に思った。

この利用している回線は本当に安全なのだろうか？

お金を払ってるんだから安全？んなアホな。

SSL通信をしているから安全？お、いい線いくね！

そもそもプロトコル（データの通信のやり方）によって、通信方式が異なるからわかんねーよ？わかってるじゃないか！！

だからこそそこに好奇心を持ち、オレは自分のパケット（送受信するデータの塊）がどういう経路で進んでいるのかをキャプチャ（追いかけた）した。

そして見つけてしまったのだ。

オレが送信したパケット（データの塊）が、いや、全ての人間が送信するパケットが、一箇所のサーバを経由しているという事実に。

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