いちばんのあなたへ

ほんのちょっとのミルクの様な、舌先で転がす金平糖の様な、ぼんやり柔らかいヴァニラの様な、

それはまるでただの茶葉に器の中で踊る脚をくれるように私のただ流れていく時間をあっという間に甘くとろけさせる。週末のご褒美みたいなブーケを贈ってくれた貴方に小さな愛の粒を返したい。

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