第2話
高校2年の夏休み
翔は大量の課題をたった一週間でやってのけた。凄まじいスピードである。
翔は成績優秀だ。勉強は全くしないというレベルであるにもかかわらず成績優秀なのには何かあるはずであったが授業を真面目に聞くそれだけだ。
しかしある意味一番重要だ。
課題を終わらせて何をしているのか。
ハッキングだ。しかし違法行為はしていない。翔のような違法行為をしないハッカーは世間一般ではホワイトハッカーと呼ばれる。
もちろん翔もホワイトハッカーはしている。しかし重要なのは競技としてのハッキングであった。そのために大量の時間を作ってまで相棒のPCと向き合っていた。大会は10月。8月の夏真っ盛りの中、快適な環境でただ座り続けていた。
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