第31話 刃
「くそ…この量キリがないぞ!」
「ちょっとヤバイねー」
へいげんではヘラジカとライオンがセルリアンを倒していた
「そろそろ来ると思うんだけどねーお?来た来た」
2人の元へそれぞれの部下達が駆けつけて来た
「すみません大将遅れました!」
「へいげんのほとんどがセルリアンで埋め尽くされてるでござる!」
「「くっ……」」
全てのちほーでフレンズ達がセルリアンを相手に奮闘していたが…
「博士どうやらしんりんちほーとさばんなちほー以外全てセルリアンで埋め尽くされているようです…あとはへいげんでヘラジカ、ライオン達が応戦していますが…」
「それも時間の問題…というわけですか…」
「どうしますか博士」
「……今すぐへいげんへ行きここへ連れて来るのです…恐らくさばんなはカズ達が居るので大丈夫でしょう」
「わかりました行って来ます」
助手は静かに飛び去って行った
博士は空を見つめ
(何故今頃になって人型セルリアンが…嫌な予感がするのです)
さばんなでは
「ふぅ…これで一応全部倒したな…」
ドサ…
「やっぱりあの量はキツイな久しぶりに疲れたぜ」
ゼロは大の字になり地面に倒れこんだ
「今はこうしていたいが…そうも言ってられねえな」
カズ達は家に入った
「痛てて…もうちょい優しくしてくれよ」
かばんがカズに包帯を巻く
「……」
「おいどうした?さっきから黙ってよ…」
「……何でもないです」
「……まあいいか…それより今どうなってるのかが知りてえな」
「今各ちほーがセルリアンに占拠されてる状態だ唯一無事なのはさばんなとしんりんとギリギリだがへいげんだな」
「何でわかるんだよ…」
「忘れたのか?俺は元セルリアンだ少しぐらいなら情報の共有は出来るさ…前ほどじゃねえがな」
「意外に便利だなそれ…ま、とりあえずこの後どうするかだな」
「とりあえず様子見だな女王はまだ動かねえらしいからな」
「あのー…」
「「ん?」」
2人が話していたがそこへかばんが割り込む
「さっきから気になってたんですけどゼロさんどうしたんですか?」
「ああ?これか…まあ少ししたら戻るから気にするな……ってへいげんがヤバイかもな…」
「なんか見えたのか?」
「こいつはヤベエ…」
「はあああああああ!」
パッカァーン!
ヘラジカがセルリアンを倒すが…
「ぐ…限界か……」
膝をついてしまう そこへセルリアンが斬りかかってくる
ザク…
「ぐは…」
ポタ…ポタ…
「何を…している…」
ヘラジカが声を出す
「ライ…オン…」
「ヘラジカ…無事…みたいだね…」
ドサ…
「ライオン…ライオン!しっかりしろライオン!」
「大将…大将!クソ!俺が全部倒してやる!」
そこへ助手がやって来た
「お前達!早くしんりんちほーまで急ぐのです各ちほーのフレンズがそこへ避難しています!」
「だけど大将が!」
「いいから早くするのです!」
「私はしんりんへは行かない…ライオンの仇を…」
「ヘラジカ…」
「行くぞおおおおおお!!!!!……がっ…」
ドサ…
ヘラジカが突然倒れた
「一体これは…」
「申し訳ないでござるヘラジカ様…」
カメレオンが突然現れた
「こうでもしないとヘラジカ様はしんりんちほーに避難しないでござるからね…さあ行くでござるよ…」
カメレオン達がヘラジカを助手がライオンを担ぎしんりんちほーへ向かった
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