もし、僕が架空世界での主人公だったら

紅玉

プロローグ

「******、起きなさい」


誰?誰が僕の名前を呼んでいるの?今、眠いんだけど……


「******、起きるのです。仲間が待っていますよ」


仲間?僕に仲間なんていたっけ?…とりあえず、もう寝ていいよね


「******、―――――――!」


うるさい、もういい加減に…「黙れ!」ガバッ





………夢か。またあの夢だ。少年はひとり呟いた。




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