第3話
―― 国体論:2章の1 ――
ちょっと引用します.
(P44)・・・ソヴィエト連邦という日米にとっての共通の敵がある限り、アメリカはアジアにおける最重要の同盟者である日本を庇護する具体的な理由があり、したがって日本が対米従属を国家方針の基本とすることにもそれなりの合理性があった.この構造に守られて、日本は対米従属状態にありながら、経済の面ではアメリカにとって脅威となるまでに強大化した.だが、ソ連を首領とする社会主義圏の崩壊は、事情を一変させた.この変化によって、アメリカが日本を庇護しなければならない動機は、基本的に消滅した・・・要するに、アメリカの対日姿勢の基礎が「庇護」から「収奪」へと転換したということである・・・
引用を終わります.
それにも拘らず、現政権は国民の意志を無視した行動を平気でとります.まったくのアメリカの言い成りです.基地のことでも再稼働のことでも国民のことなど考えていないのでしょう.それでも、かなりの数の国民がそんな政権与党を支持しています.
不思議です.なぜですかねぇ・・・
(次回へ続く)
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