第4話 ぱっしぶすきる

日常的にそら耳が起こっているまー。

そんな中でもこと、カタカナ系はかなりひどい具合でそら耳が発生。


なんだっけか、ゲームのパッシブ?だかなんだかのように

当たり前のように、反射でそら耳(聞き間違え)をしています。


どうしてそうなるのか。


基本、はーがおしゃべりを始めるときは、予兆がありません。

これから会話するよ~っていう空気感だったり、姿勢だったり。


いきなり、主語もなくはじまるため、会話に集中する最初の数秒で

ぱっしぶなそら耳が発動してしまうんです。


パッシブスキル・・・RPGものではおなじみですが、一応解説。

一人ひとりが持つ特殊スキルで、条件に当てはまれば発動する、スキルのこと。

このスキルは発動条件があるとはいえ、単体で発動できますし、かなり強力なものが多いので、必ずバトルで役立つものですので、覚えておいて損は無いでしょう!


いや、バトルはしないけどね。ゲームじゃないのでw


そら耳(ぱっしぶ)って感じです。


話し始めが突然すぎて、別の事考えてたり、テレビや本などに集中してて聞けてないんです。

なので仕方ないと言えば、仕方なく・・・・。


そのことを前にはーに伝えたんです。そしたら


はー「ねぇ、まー。この前のどうなった?」


まー「は?前野がなんだって?てか誰それ?」


この前の何がどうなったのか?が言われないんです。

彼の頭の中では「先日会話した中の、なにそれの事が気になって」この前の~~~となるのです。


わかるかいっ!


そしてぱっしぶ発動するので、どこの誰か知らない「前野さん」登場。


ねぇ、まー。 これがどうにも最近ではぱっしぶ起動のサインになってます。


そして主語が無い会話で、迷うのです。

最近ではそこに、「溜め」をつけるようになってきたはー。


はー「ねぇ、まー?」


まー「んー。」


はー「・・・・・・・」


まー「・・・、なに?」


はー「前のやつどうなった?」


まー「は?前野のやつ?てか、はよ言え。」


はー「前のやつどうなった?(早口言葉のように早く)」


まー「そうでなくて、変な溜め作らず、主語からきちんと分かりやすく会話をはじめてよね。」


はー「ねぇまー前に話してた旅行だけどどうなった?(棒読み)」


まー「またわかりにく・・・(頭痛)

あー、旅行、ね?。。。。知らん。好きに考えたのあるんでしょ?候補は幾つ出来たの?そして日程と内容をプレゼンプリーズ」


とまぁ、こんな感じです。


微妙に私(まー)のことからかってる感じ、伝わります?

はよ言え=変な溜めを作るな!と言ってるのを知ってて早口でしゃべる。

主語使え=棒読み一定音でしゃべる


たとえどんなに忙しくても、何かしらおちょくってきます。

いや仲が良いとかそんな可愛いこと言ってられません。


そら耳~っていいつつ笑い飛ばしてますが

本人的にはちょっとしたコンプレックスというか、気にしてるんです。


そら耳、電話だととても危険なんですよね。

しかも早口でしゃべられると、もう何も耳に残らない。

右から左へマッハで駆け抜けていきますから・・・。


会社での電話とり、かなり危険なのです。

最近の電話には番号登録あるし、その表記も漢字が使えるのでとても助かります。

自分の担当以外は電話取らないです(笑)


どうしても、という時は何度も復唱してメモ取ります。


そのくらいそら耳危ないんですよ。

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