第四話〜情報まとめ〜
このページではひとつ前のシーンで得られた情報を纏めている。
情報が分かり辛いものとなってしまったのはGMの不徳の致すところに他ならなく、大変申し訳ありません。
先ほどのシーンには3つの世界線が登場した。
ここでは各情報を世界線毎に分類し、分かりやすくしようかと思う。
なお、世界線は表記の上から順番に推移している。
──世界線α(アルファ)──
┣奏 時貞が元々いた、プランナーが存在しない世界線。
┣第一話のシナリオボス「キングタイガー」を奏がジャーム化させ、影裏たちを襲わせた。
└その際"この世界線αでは"都築 京香と及川 桃矢以外(つまりはPCたち)は死亡した。
┣PCたちの不在と及川 桃矢の技術不足によってキャンペーンの第三話で行われた暴走都築 京香を助けられず、都築 京香も死亡した。
└奏はこの結果を認めず、次の世界線β(ベータ)を作った。
──世界線β(ベータ)──
┣世界線αで京香を殺した及川に、奏が"過去にのみ行ける時間跳躍技術"を渡す。
┣未来のレネゲイド技術が持ち込まれたことで京香は"半分以上ジャームの状態で"プランナーとなった。
┣しかしどういう訳か「キングタイガー」に襲われた際に"世界線βの影裏"も覚醒してしまった。
┣"世界線βの"影裏とプランナーが協力し、春見の魔眼を作った。
└その制作のため、プランナーは3000年の過去に渡って、その魔眼を保護してきた。
└プランナーの不在と及川の不信による隙を突かれ、"世界線βの"影裏がジャーム化し及川と戦闘、影裏は死亡する。
──世界線θ(シータ)──
┣プランナーの"プラン"によって奏に対抗している、このキャンペーン本編の世界線。
└そのプランの核は「影裏と春見を生存させること」
└世界線βで3000年かけて作られた「約束の瞳」を使って春見がオーヴァード化した。
──奏 時貞の目的──
┣奏の目的はプランナーをジャーム化させ、その最期を知ること。
┣ガイア(地球)の記憶を垣間見た奏は、プランナーという自身のいる世界線にはいない存在に惹かれた。
└プランナーに傾倒した奏は"自身がプランナーになりたい"という願望を持った。
└ジャーム化したプランナーの最期を知り、"プランナーを超えたプランナー"となる。それが奏の最終目的だ。
──春見の右目、「約束の瞳」の力について──
├世界線βで3000年ほどを要して完成した春見の右目は「約束の瞳」と呼ばれ、RBが宿っている。
└PCのデータ的には遺産「誓約の瞳」だ。
├「約束の瞳」は対象の意識を自身の意識で塗り潰すもの。
├春見がシンドロームを無視して《スターダストレイン》を取得し《ナーブジャック》と組み合わせられるのは、プランナーのレネゲイド(つまりは傍らに立つ影<シャドウバディ>)を影裏が横奪し、「約束の瞳」の原型を作成したから。
└「約束の瞳」の力をガイアに向けた場合、時間跳躍が可能。
これらから奏にとっては危険な戦力と言える。しかし彼曰く"介入することで全てが崩壊する一点"がまだ残っているとのこと。
──時間跳躍に必要な能力──
├時間跳躍をする方法は2種類ある。
└ひとつ目は奏が行なった方法で、ガイア(地球)の記憶を分析、改竄すること。
└この方法では歴史を直接変更することはできず、その時代や時間の人物を誘導や扇動する必要がある。
└ふたつ目はガイアの意識に介入する方法だ。ただしその場合、ガイアの意識を一時的でも完全に塗り潰す必要がある。
└この方法であれば直接歴史を変更することができる。
──JK都築京香のコードネーム──
└影裏がウロボロスを発症した理由は、後天的にウロボロスを発症した及川のレネゲイドが京香を経由して影裏に感染したと奏は考えている。
└その確率の低さを説明するため、プランナーになる前の都築京香を『黎明特異点』というコードネームで呼称する。
以上が前のページで明かされた情報だ。
こうして見返しても相当な量があるし、これでも裏設定に近いようなものは極力排している。
非常に分かり辛い結果となってしまったことを、改めて謝罪したい。すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!
気を取り直して、次のシーンではセーフハウスへと帰還を果たした影裏たちを描写していく。
リプレイを書いている際に何度もエモさで頭を抱えたため、ぜひ読者の方々にも楽しんでいただきたい。
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