第三話「紡解する未来」
第三話〜まえがき〜
えるみん:暑゛い゛ー。
平成最後の夏。今年は過去最狂の猛暑であり、当然夜もクソ暑い。えるみんが夜中に呻き声を上げたのも、それで私が起きてしまったのも仕方ないことだ。……仕方がないことなんだ。(白目)
えるみん:ねー、だみー。起きてるんでしょー? なんか面白い話しよー。
だみ:面白い話ねぇ……。
えるみん:例えばさー、プラプロの3話はどんな感じのことするのーとか聞いてみたり。
正直ノリ気ではなかったが、その言葉は殺し文句だぞ。
だみ:次のセッションではな、JK都築 京香をシナリオに絡ませるつもりだぞ。
えるみん:あ! あの子出てくるんだー!
だみ:もちろん。密接に関係してくるよ。
えるみん:へー! ……ん? ねー、だみ。明日ってお休みだったよね?
だみ:ああ、うん。そうだけど?
えるみん:じゃあさ、じゃあさ! 書けるってことだよね!
だみ:……まあ、そうなるかな。
その言葉を聞くと同時、えるみんは言質を取ったと言わんばかりに跳ね起きた。嫌な予感しかしねぇ。
えるみん:じゃあ書いてもらいましょうか! ほら起きて起きてー!
こうして夏の夜は更けていく。最狂の暑さに勝るとも劣らない双子によって。正直寝たかったが、次のシナリオを求められたなら応えねば。その一心でパソコンに向かい出来上がったのが3話のセッションとなる。今回も楽しんでいただけたらGM冥利に尽きるというものだ。
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