私のお話。
@himawari13
私
"私"は、許されたかったし許したかった。私の帰りを待たずに死んだ祖父のことも。多額の借金を残した挙句、認知症で介護施設に入った祖母のことも。仕事に就かず未だに家で親の脛をかじる姉のことも。キリスト教徒になって私に教えを説く兄のことも。その姉と兄に何も言わない母のことも。ただ笑うだけの父のことも。ずっと側にいると嘘をついた、"あの人"のことも。全部許したかったし、それを許せない"私"を許したかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます