第9話 タイムマシンで過去に遡るための考察

過去に干渉できるとするなら、電磁力、弱い力、強い力、重力とは別の力が必要だと、予想いたします。

その力を「時力」と命名。

空間軸とは別の、時間軸に作用する力と定義いたします。

即ち、万有引力によって木から林檎が落ちるように、時力によって過去から未来に時間が過ぎていきます。

Quod Erat Demonstrandum.


応用。

なぜ過去に逆行できないのか?

落ちた林檎が宙に浮かぶには、斥力子が必要。同じように、時力に逆らう、正反対の力がないと時間逆行ができない。

つまり、もし斥力子が観測されるなら、時力に反発する力の可能性も考えうる。

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