竜が紡ぐ 第一章 キャラ設定などなど

涼太かぶき

天崎家家族&基本人物7名キャラ設定

竜が紡ぐプロローグ以前の予備説明なのでネタバレは含まれません。

(細かいものなんで、あとで説明入れようにもねじ込む場所がありませんでした)


まず天崎家について…


約三千年前に初代王家として赤竜神星に到達していたイタリア人。


能力発動した地球人を迎え入れていたが、戦争や竜の暴走や災害により、約二千年前に絶滅しかける。


だが、日本人、中国人、インド人。アジアの人々に特出的に異能力が発生し始める。

順番に炎、水、土の能力。


その人達を移民させたいという地球側の声を聞き入れた宇宙の中枢の人々が、赤竜神星に避難させた。


その時、王家と血筋を引き継いだのが日本人の天崎家。


①乱威智達の母親、天崎 龍美


は王国の姫として謁見、会議、報告管理等をしている。王である彼女の父親、祖父のサポートをしている。


他には弟が一人いるが政治関係はからっきしのため、しょっちゅう龍美に怒られている。


完璧にこなすをモットーにしっかりしていて国家機密も管理し、星をトップで引っ張っていくような存在。

家族に対しては優しくも厳しい。


全てに自信があるような振る舞いだが、実際子育てに関しては、どれが正解なのか不安になることがある。


地球出身の夫の正体や星へ来た旅の秘密も、墓場まで持っていくと覚悟している。


②父親、天崎 俊幸としゆき


国家騎士団の星外調査隊隊長を務めているため、三年前から家にはいない。

だが、他の星との外交政事の全責任を持っている。


地球の日本出身で、天皇分家であるということ(ここだけは家族全員知っている)から、顔が広く宇宙全域を纏める星の会議にも参加している。


赤竜神星の騎士団を改装、地球文化の再持ち込みにも成功し、星では改革を起こしてくれた英雄として讃えられている。


数十年以内で、能力を保持したまま移住した日本人としては二人目。

持っている異能力の全てや過去の経緯は妻以外に一切明かしていない。


妻である龍美を強く信頼しており、彼女の前こそが唯一の癒し。



●兄弟関係

男主人公の他に三つ子の姉が二人。

一つ年下の妹が一人。

つい一年前、竜と旅立って行った兄が一人。



●主な登場人物七名

それぞれの人間関係、戦闘スタイル

※現時点での戦闘能力のためネタバレと言えばネタバレに含まれます。

でも本編では、それを前提とした伏せ気味の会話も存在するのも確かです。


◎天崎(あまさき) 乱威智(らいち)


性格

:無愛想でクールだが、時にマイペースでボーッとした印象を持たれる主人公。


家族や友人には、素っ気ない時もあれば優しい時もある。

家族や大切な人を守るためには、自分が満足するまで挫けない強い意思を持つ。


人の思考や選択を、少しの動作から読み取ることが得意。

外見に似合わないフォローの仕方をするため、相手を感化させやすい。

(訳…人間観察と対処が得意)


本人は当てずっぽうとしか思ってないが、人を想う力が高い。

限界を越えても諦めない。無理をし過ぎて、緊張が途切れた瞬間に倒れることが多い。


年齢・外見:12歳 8月3日生まれ

髪は赤色で普通の長さ。目付きが悪い。

エメラルドグリーンの瞳で、普段はのんびりとしている。そのため、そんなに怖くは見えない。


身長は日本の中学生男子と比べると普通だが、身体能力、体力、持久力、忍耐力や精神力の高さは親や仲間を困らせるほど高い。


家族関係

:天崎家の次男で、未来、愛美と三つ子の関係にあり、三つ子の三人目である。


素直で純粋な、長女の未来が落ち込んだ時には一番早く気が付く。(性格参照)


次女の愛美に弟扱いされることが嫌で、ついつい言い争いしてしまう。


だが、ピンチを助けてくれた幼馴染みの葵 優華に出会うまで、唯一の憧れの人であり、シスコンでとても仲が良かった。

※好きだったということも自覚している。


小さい頃(六歳以前)は、一つ下の末っ子の鈴を泣かせたことで自分も泣いてしまう程の泣き虫だった。


友人関係

:幼馴染みの那津菜 結衣のことを九歳の冬から好きになる。


きっかけは精神的な癒しとして、からかってくる優華を泣かせたことが原因。

ビンタされ、今までの心の弱さを引きずっていることを説教され、心まで強くなる意思を貰ったのが理由。


結衣がどう強くなったのか気になり、似た戦闘スタイルと綺麗な外見に気付き出し、好きになってしまう。

真っ先に優華にバレる。

三年前までは優華に間を取り持ってもらっていた。


今では未来に間を取り持ってもらってるも、周囲に分かられないようにいじられたりちやほやされることが多い。

その関係は周囲にはバレているも、未来の息抜きだと誰も手を出さないでいる。


現在では結衣の屋敷に行き、剣術の組み手をしてそのまま泊まってしまうことがある。

アプローチを仕掛けるも、堅実だけど恥ずかしがりやな結衣に苦戦している。


女の子の中で唯一の友達と思っている、葵 優華のことを未だにヒーローと思っている。


子供の頃に姉とばっかり仲が良いため、いじめられていたところを強大過ぎる力で救ってくれたから。


男の子の中で唯一の友達の華剛 幸樹とはよく一緒に朝登校していたのだが、結衣とのことがバレてからは尾行する代わりに彼女と通っていいよと謎の取引をする。

その尾行が数分で飽きられていなくなることも、本人は気付いている。


好きなこと・嫌いなこと

:好きなことは、好きな人である結衣と出掛けること。ひとりでボーッとしながら結衣のことを考える時。

ジーニズ(本人初登場参照)と共に戦うこと。魅惑的な体を無意識に見つめてしまう瞬間。

杏仁豆腐。


嫌いなことは愛美との険悪なムード。

結衣との剣術稽古の組み手をした時、一本を取る瞬間。小手越しでも嫌だったりする。

ゴーヤ。未来をイライラさせると、自分にだけそれが夕食に出てくること。


その刀は結衣の親の遺産だが、天崎の誰かの人間に渡す大義な物だと本人には伝えられていなかった。


・戦闘スタイル


能力1

:分身分離・立体影

 元は地球出身の父親が教えた、空気抵抗を極限まで減らして移動速度を無限に成長させる能力。

それが父親の遺伝子から依存した能力。


有り得ない速さで敵を撹乱し、思考の裏を掻いて攻撃をする事に使われる。


 現在彼は、分離した分身と半立体人間を作ることができる。

遺伝子能力から彼が独自に編み直し、強化させた伝伸でんしん能力である。


・分身分離

 成長した瞬間移動並みの速さにより分身を生み出し、そこから無構造の自分を写し出す。

別の操作することができて無属性の攻撃を与える唯一の手段。

現在五十体位は写し出せる。

 だが無構造のため威力が薄く実体が無いに近い。

与えられる威力と同じ威力のダメージを受けると空気に溶け込むように消える。


・立体影

 その分離した分身へ、更に速い移動を重ねて実体化させる。

慣れているのと速すぎるため、直ぐに実体化させてしまう。


 通常視力と人間の脳では、二つに触れても一切比べが付かない半立体人間。

 0,001秒刻みで移動している為、ほぼ実体化している。

消えることは無いが、攻撃を受けるタイミングで移動を変更できるため、ほぼ無敵の本人に等しい。


 空気抵抗を減らし続けた現時点では、兄弟の中で最も扱いがうまい。

 だがまだ武器等の空気の揺れもあるため、完璧な真空攻撃とは言えない。


発動条件

:どちらも空気抵抗を減らし続け、ある一定量の素早さ、敏捷性を越えた時に発動する。

本人もそれは感覚でしか捉えていない。


 伝伸能力の為伸び代は無限。強い意思により、威力も発動頻度も向上する。



武器 妖刀 村正 銘

:戦闘訓練学校に入る三ヶ月前から、喋る不思議な妖刀を持っている。

赤黒い鉄色に黒い布生地と赤い布生地が交差を繰り返すように巻かれた柄と鞘。刀身は黒い。


ジーニズ

:武器である刀はジーニズ・イモータリーと名乗っている。天才と不死という意味。


 険しい見た目の刀とは比べ気さくな雰囲気。乱威智が何か行動したりしているときは空気を読んで黙るも、邪魔するときは邪魔する。

 頭が良い、知識が豊富などの自慢話を何回も言う。その話は勿論周囲に丸聞こえである。


 寿命、家族詳細

二百年前近くに妖刀村正銘が那津菜の屋敷に届き、二年前に目覚めてから意識が戻った。知識はあるものの、それ以前の記憶が断片的に無い為、家族は兄の事しか覚えていない。


詳細


 その刀によって心臓を突き刺した時以外の原因で死亡した場合、カウントという物が一つ溜まり生き返る。


 それを七つ以上溜めると自我崩壊するとジーニズは語り、改善策としては不死身の能力を手に入れなければならない。


 神の力を持っているとふざけ半分に言っている。


剣術

:結衣の屋敷に書記として残る日本剣術を独自流として覚える。

 速い反応速度や移動速度を活かした多重の斬撃や回転斬りが得意。

連続回転斬りで床や地面や天井を壊して移動し、奇襲や騙し打ちもできる。

居合い斬りも得意とする


戦闘の流れ

:敵を確認、分析してから冷静に対策を立てるため、ジーニズと土壇場で息を合わせることがよくある。

相手を眠らせる催眠の斬撃を仕掛け、敵が眠ったら終了。


ジーニズ所持時能力1

火属性:白炎はくえん

 剣に炎を纏い、攻撃する。

威力も身体能力も上昇するため、周りの被害を試みないよっぽどの戦闘ではないと使わない。


属性発動条件

:刀を自らの心臓に刺す「心刀こころがたな」を行うことで能力は目覚め、炎を纏うことができる。

その際髪は白くなる。


 刺したのがジーニズ以外の場合には身体に多少の反動や能力暴走が起きる。

 他にもジーニズの力で色々な力を吸収、抑制させていくことができる。


とジーニズは日々説明するも本人はほとんど聞き流している。


ジーニズ所持時能力2


毒属性:催眠毒

生体上異常のない神経のタンパク質変動を起こし、相手を一時的に眠らせる。


発動条件

普段でも抜刀時に可能。刀に紫色の光が帯びると発動している。


ジーニズ所持時能力3

闇属性:黒炎(こくえん)


属性変換する闇属性を持ち、どの属性を纏うことも出来る能力暴走状態。


発動条件

 本人の意思に作用し白炎時にのみ発動する。

使いすぎれば代償として死亡し、カウントが一つ溜まる。


◎天崎 愛美(えみ)


性格

:前向きで想いやりが強く、優しくて明るい性格。

だが理不尽なことがあると情熱的になってしまい、突っ走ってしまう。

負けず嫌い。特に乱威智には負けたくないと意地になってしまう。


年齢・外見:12歳 8月3日生まれ

髪は金髪のストレートヘアだが、母から受け継いだ天然パーマがある。

身長は普通でスタイルも良い。

そのことで近所の子供にからかわれるのが苦手。


家族関係

:天崎家の次女である。

解放した雷の能力を一ヶ月前に暴走させてしまった。

その事を乱威智に指摘されて喧嘩してしまい、それから口を聞いていない。


友人関係

:同級生且つ幼馴染みの那津菜 結衣、葵 優華とは仲が良く親友である。

定期的に会って遊んだり、音楽活動も続けている。

愛美はボーカルで美声で歌い上げるのが特徴。


好きなこと・嫌いなこと


好きなこと

戦闘での爪術の腕試し。歌うこと。人を助けること。乱威智の強さを試そうと戦うこと。


嫌いなこと

霊的なもの、ホラー。乱威智にミスを指摘されること。

雷の能力のコントロールに失敗すること。


・戦闘スタイル


能力1:乱威智や未来や鈴と同じような速さの能力を持つが、敵を撹乱するのではなく猛攻を仕掛けて戦いの主権を譲らない。


性格の影響もあるが、防御面は苦手。兄弟と格差を感じて悩んでいる。


武器:鉤爪&弓


装備型の五本指ようの鉤爪を使用し、折り畳み式の弓も使う。


武闘術(爪用)、弓術


重い物を使いこなすために腕のトレーニングを日々している。

幼少期から弓道を習っており、腰には折り畳み式の弓を備え持っている。

電撃を放つ為、弦のみを使い玄糸は必要としない。

遠距離攻撃の命中感覚は百発百中するほどずば抜けている。


能力2

属性:雷

自ら蓄電、放電を活かした珍しい能力のため、最も致死率が高く危険だが威力の高い能力。

暴走して放電が失敗した時は爆発してしまう。


だが雷の能力は光属性と関係性が高いという説や、炎属性に相対する能力という説もあり、未知数の強さを秘めている。

現在赤竜神星で使うことができるのは彼女だけである。


発動条件

:体に力を込めた後に力を抜くだけという簡単な方法なのだが、コントロールが非常に難しく全ての能力の中で一番使い辛い。

いくら才能があっても発動時に死んでしまうという例が多い。


強くなるほど落雷、放電等のコントロールが難しくなり遠距離より近距離の方が向いている


能力3

絶対能力 : 創造現壊イメージパスカル


愛美の全てをカバーする才能と言っても等しい能力。

脳等の中枢神経系に宿す伝伸能力を絶対能力さいのうと呼ぶのだが、この能力は脳の大部分を中心としている。


そのため、例え不可能なことであっても可能だと本人が信じれば実現する。

意思が強く果敢な性格の彼女には必須でもあり危険でもある能力。



◎天崎 未来(みらい)


性格

:大人しい雰囲気で面倒見も良い。

優しい性格で誰かの力になれることが一番の幸せ。

努力は怠らないのに自信がついていかず、悩みを打ち明ける勇気が出せず溜め込んでしまう。

色々な悩みを抱えているため、ネガティブになってしまうことがある。


年齢・外見:12歳 8月3日生まれ

髪色は赤く、ショートヘア。長さは乱威智とあまり変わらない。


身長はかなり低く130センチ程。

そこはあまり気にしていないのだが、胸が小さいことを言われると勿論怒る。

身長は気にしなくても子供っぽい等の発言は怒る。

アホ毛が直らないので、根元を髪ゴムでとめて誤魔化している。


家族関係

:天崎家の長女。

家事なども得意で仕事で忙しい母親をサポートしている。


一家や兄弟、幼馴染み同士の雰囲気も支えているとは自分では気付いていない。

日々の生活を支えてくれている未来には、妹の愛美や弟の乱威智も頭が上がらない。

だが言うことを聞くとは限らない。


末っ子である妹の鈴には懐かれていて、とても甘えてくる。

甘えてくるといって必ず言うことを聞くとは限らない。


友人関係

:親友である幼馴染みの華剛 幸樹と葵 優華と一緒にいることが楽しい。

だが幸樹と犬猿の仲である兄が師匠であることや、優華の体を過去に傷付けてしまったこと等を気にして悩んでいる。


悩みの受け止めは二人ではなく乱威智か結衣が多い。代わりに二人の恋愛関係を取り持つことを楽しんでいる。


好きなこと・嫌いなこと


好きなこと

銃のパーツを集めること、本を読むことが好きでその二つには夢中になってしまう。

鈴が家事を手伝ってくれることが何よりも嬉しい。

皆で自分の作ったご飯を食べる瞬間。


嫌いなこと


ネガティブな気分になること。

幸樹と優華に可愛がられ過ぎて、恥ずかしい思いをさせられること。

幼く見られること。


・戦闘スタイル


能力1

:乱威智や愛美同様、速さに特化しているが体力はあまり高くない。

だが、反応速度や敏捷性は乱威智に劣らない。


能力2&発動条件:怪力


精神に強い負担がかかったとき、瞬間的に物理能力を大幅に上げることがある。

その時は腕と拳の力が異常な程上昇してしまう。

見た目は変わらないが、ちょっとの力で周りの物を破壊してしまう。


能力3:念動能力サイキネシス


戦闘では基本的に念動力を使うため、遠距離攻撃が得意。

多くの物を操作するだけではなく、特定の物や物質を創り出すことも出来る程に扱いには慣れている。

軽いものであれば伝伸能力として発動する例もある。


能力4:超念動能力サイコキネシス


念動能力の強化型だが、現時点では一日で十回程しか使えない。


総長十メートル程の特大な物、千個以上の物質を出現、操作する。物を破壊したりすることができる


能力5:応用念力


二つの念力を属性変換させて操ることができる。

現時点では、

空間の重力を操る重力念力グラビティキネシス

地面を操る地力念力グランドキネシス

水を操る水力念力ウォーターキネシス

風を操る風力念力ウインドキネシス

を覚えている。

かなりの上級者でないとできないが、母親から教えることはもう無いと言われているらしい。


発動条件

:基本は目を閉じて精神統一をさせないと発動出来ない難しい能力。

上級者になると慣れることによりその必要もなくなり範囲も広がる。

それを繰り返せば、威力も星を動かす程の力になりうると言われている。


銃術・魔法


念力で作り出した物質操作や、元素を操る科学魔法。

銃の使い方は幼馴染みの華剛 幸樹の兄、治樹に教わった。


念力を通して物質を作る方法、科学物質魔法を詠唱する方法は母、龍美に幼少期から教わっていた。


◎天崎 鈴


性格

:勇気があり、優しい性格で周りから信頼を得ている。

根性もあり、一度決めたことは諦めない。

本心は素直で懐いた人には甘えたがる。

恥ずかしがるとツンデレになってしまう。

人の気持ちを察しづらく、時々言い過ぎてしまうことがある。


年齢・外見:11歳 

金髪で髪型はツインテール。

身長も普通だが胸は小さい方で、スタイルの良い愛美や結衣を羨ましがっている。

小さいと言っても未来よりは一回り大きく、身長も三センチ程未来より高い。


家族関係

:天崎家の三女で末っ子。

乱威智、未来、愛美より一歳年下。

未来の手伝いを自ら進んでやる。

時もあればだらける時もある。

乱威智と愛美の険悪な雰囲気が苦手。

冷静な乱威智に憧れているが、ブラコンと思われるのが嫌で素っ気なくなってしまうことがある。


友人関係

:一つ上の幼馴染み、華剛 幸樹に好かれていたことがあり、襲われかけたことがある。

そのことを引きずって変態といつも罵倒している。

逆に葵 優華のことは心から慕っていて、一番懐いている。

優姉ゆーねえと気軽に呼び、彼女のことを親友以上の姉と思っている。

その為、彼女の異変にはすぐに気付く。


好きなこと、嫌いなこと

好きなことは兄弟や家族、沢山の人達の力になってあげること。困っている人を助けること。


嫌いなことは乱威智が結衣にデレデレしていること。

幸樹。


・戦闘スタイル


武器:無し、素手


武闘術

:非常に近接戦闘に優れており、愛美に教わることもある。だがほぼ自己流で乱威智の剣技、愛美の爪術とも同格の敏捷性と速さを持つ。


能力1

:兄弟と同じく父親に教わった空気抵抗低下の能力が突発していて、どれだけ抑えても周りの障害物を風圧で壊してしまう。


本人は自信にしているが、振れ幅が高すぎてコントロールが効いていないということ。つまり暴発状態であることを周囲からは恐れられている。

特に乱威智からは危険だからと言われ、使うことを止めている。


発動条件

:地面を強く踏み締めて、前に跳びつくような前傾姿勢で走ること。


能力2:時空逃走エスケープ

主に宇宙全体・無限の範囲で時空操作が可能な能力。

コントロールに関しても情報がない。


3000年前に地球から最初に移住してきた一人のイタリア人の青年が保有していた能力。

竜も青年に抗うことはできず、連れてきた日本人の伴侶と共に国を栄えさせたと伝えられている。


発動条件

:母親がくれたツインテールの髪ゴムを、父親が宇宙で見つけたすずを付けた髪ゴムに変えること。

だが鈴は一切それを付け替えていないため、強い意思を持った時のみである。

本人はそれに気付いていない。

ゴム自体を失くした時は泣きわめく。



◎那津菜(なづな) 結衣(ゆい)


性格

:優しくも厳しく、しっかりした性格。

自主性が強く、真面目で何でもこなす優等生として信頼されている。

恋愛に関してはとても恥ずかしがり屋で心を許した人にしかその弱みを見せない。


年齢・外見:12歳

銀髪ロングストレートヘア。艶があり綺麗な髪。表情は真面目。身長も普通。スタイルも良いため性別問わず人気もあり信頼も高い。

学校では主席で生徒会長を務めていた経験もある。


家族関係

:王国の太古からある那津菜剣道の子孫。親戚達は戦場で死亡。

母親、父親はとある事情で結衣を庇い屋敷で死亡。


一人で自分の屋敷に住む。週三回程、那津菜家専属のお手伝いさんが来る。

だが3年前に優華を引き取った葵家の母親であると本人は分かっている。


友人関係

:優華、愛美と幼馴染み、親友の関係にあり音楽活動もしている。お手伝いさんからピアノを習っていた。

コンクールに参加しては優勝を繰り返している。


幼少期は無口で真面目で一人ぼっちだった結衣を、愛美が外の世界の面白さを伝えると連れ出して今の幼馴染み達と知り合う。


その頃からずっと愛美の果敢な勇気と意思の強さに憧れていて、自分が強くあれる理由の核心だと思っている。


乱威智については、彼が自分のことを好きだと気付いている。

両想いだとわかっているが恥ずかしくて気持ちを伝えられていない。

未来からは早く打ち明けちゃいなよといじられるも、恥ずかしがって勇気を出せない。


結衣個人を馬鹿にしたり、分家を恨む幸樹の兄の治樹を異常な程嫌っている。


幸樹とはその面では気が合い、結衣の気遣いで彼の成績が平均であっても生徒会に推薦したことがある。

気を使わず多い作業を分担したいということもあったのだが、乱威智の普段の様子を探るためでもある。

勿論幸樹には気付かれているも、からかわれたことは一度もない。

なので気付かれていることを未だに知らない。


好きなこと・嫌いなこと

:好きなことは自身の新たな細剣術を鍛え、安全な剣術、安全な受け身等を乱威智に教えること。

乱威智と一緒にいること。

彼にピアノを弾いてほしいと言われる時。


嫌いなことは自分を庇って誰かが傷付くこと。

前に進もうとしてもうまくいかない愛美を見て、昔はそうではなかったのにとモヤモヤすること。

恋愛に疎くてシャイな自分。

家系の決まりで習った捨て身の剣術を隠すこと。


・戦闘スタイル


武器

:レイピア。細剣。

普段からレイピアを所持し、細剣はほとんど使わない。理由は那津菜流細剣術があまりに危険なため、お手伝いさんと使わない約束をしている。


能力1

:光属性

細剣術とは別に剣に白い光のオーラを纏い、オーラは大剣程の大きさになる。光属性とは斬撃と打撃を扱える闇属性特効。


発動条件

:闇属性特効なので強い信念を持つ人にしか使いこなせない。

悪を撃つ精神、清い心が発動条件となる。扱いに個人差の出る能力。

剣術の場合、刀で例えると峰と刃の部分を使いこなす。それによっと打撃、斬撃と変わるため持つ向きを変える。


剣術

:那津菜流細剣術。

極度のスピード、敏捷性、スタミナ、衝突反応を必要とする高難易度抜刀忍術。低い前傾姿勢を長時間続けて走り続けるため、非常に会得、コントロールが難しい。

結衣は10歳ですべてを会得し、世代は彼女で終えている。ほとんどが事故死、反応ミスで生涯を終えている。


戦闘術

:落下受身術

那津菜流細剣術の低い前傾姿勢で早さをコントロールする技。

もちろん会得、皆伝していないと覚えられない。

15メートル以上の落下時に使用できる壁を駆使して無傷でいられる術。

壁がない場合は10メートル以下でないと怪我をする恐れがある



◎葵(あおい) 優華(ゆうか)

旧名 扇卯(せんう) 優華


性格

:大雑把や大胆な行動を起こす性格。だが細かい気遣い等に察しが良く、気付いてしまう。気にしない振りが得意。結衣はそのことをよく知っている。


年齢・外見:12歳

水色から薄い青色の髪色でポニーテールが多い。髪を下ろすと雰囲気は結衣に似ている。笑顔を作ることが多い。

筋肉もそこそこあり、スタイル抜群で巨乳。慣れておらず男の視線もあまり気にしていない。


家族関係

:同じ星の中華文化が広まった地域出身のお嬢様。母親同士が仲良く天崎家とは幼い頃から縁があった。

一家の城が家系内乱により全焼。生き残っているのは優華とその兄である首謀者、桜我(おうが)のみ。桜我は行方不明。

3年前まで親戚に引き取られ、虐待を受けていた。だがその後は天崎家の親戚の一般家庭に引き取られた。結衣のお手伝いさんである母親、父親、姉と幸せに暮らしている。

この春、結衣の援助により同じ町に引っ越してきた。


友人関係

:結衣、愛美と幼馴染み、親友であり音楽活動もしている。昔は小太鼓を使っていたがドラムを姉から習い始めた。

3年前までは乱威智の恋愛相談に乗っていた。3年間一度も会いに来てくれなかったことに不満を持っている。乱威智を心配する自分の気持ちが恋であることに気付いていない。

3人集まる以外、未来と幸樹と一緒にいることも多い。


持病

:過去の虐待による腹部の損傷、圧迫、炎症によりダメージを追っていた。3年前、未来の抵抗による能力暴走により妊娠機能低下、不妊の身体となってしまった。

戦闘時にも過度なダメージを受けると出血し倒れてしまう。

隠密系の能力もあるため前衛を反対されているが、性に合わないのか嫌がっている。


好きなこと・嫌いなこと

:好きなことは正々堂々の喧嘩。乱威智との組手が一番好き。相手も喜んでると勘違いしているが、押さえ技が多く誘惑されているだけ。

未来を可愛がること。ともかく未来が大好き。

嫌いなことは病人のように気遣われること。普通に接して欲しいと願っている。


・戦闘スタイル


武器

:バット、棍、斧、鎌、鈍器などなど


武闘術、柔術、根術

:自分の城の派で習った武闘術を扱う。攻める技より相手の攻撃を活かしたカウンターが多く、そのまま柔術で止めを刺す。

根術も習っており鎌等の他の武器でも扱えるほど熟練度柔軟度が高い。


能力1

:水属性、氷属性

水を纏った魔法、氷のつららや周囲を凍らせることもできる。それだけで使用することもあるが、武器に纏う場合もある。


発動条件

:手を添えて発動することが多い。

だが稀に武器に纏ったり特殊な使い方をすることがある。


能力2

:変化

姿形、声、服装まで特定の人間に変身することができる能力。隠密系のスパイ等には適している。

人間独自の香り、体臭までは変身不可能。だが上達すればDNAまでコピーすることができる。


発動条件

:勿論のこと誰にも見られていないことが条件。だが上達すれば無条件で変身することができる。変身時の光も抑えることもできる。


能力3:未解放



◎華剛(かごう) 幸樹(こうき)


性格

:優しく自分の気持ちより、相手の気持ちを重視してしまいがち。人により表情が変わると言われている。

厳しい環境で育った反面教師とも言われている。

本当は真面目な性格で大切な人を守りたいと思っている。だが恥ずかしいのかそれを中々表に出せない。

表立って守ろうとしている乱威智を羨ましく感じている。

幼女が好きな趣味は隠していない。


年齢・外見:12歳

紫色の髪で天然パーマ。イケメンだが趣味が残念だと仲間内には思われている。だがそれを知らない女子には好評を受けている。


家族関係

:父は国家騎士団の現場指揮官を勤めており、乱威智の父親を尊敬している。そのため父は宇宙や本部にいることが多く、母と暮らしている。

母は厳しいが思いやる優しさに日々感謝している。鉄鋼、宝石系の武器を扱う有名会社アビルバーグの会社員。

兄、治樹と仲が悪いことに家族は悩みを抱えている。

だが治樹は一年前から騎士団に入り、医療のエキスパートとして活躍している。


友人関係

:幼馴染みの未来と優華と一緒にいることが多い。本人はこの三人で笑っていられる時間が幸せと感じている。

乱威智とも幼馴染みなので男子の中では仲が良い。だが乱威智の意思の強さに劣等感を感じている。

未来と鈴のことが好きで気付けば一緒にいる。鈴は本気だと勘違いしている。

だが理由は見た目が好き、乱威智の強さを追う者としても信用している。


好きなこと・嫌いなこと

:好きなことは幼女を見続けること、話すこと。仲良くなるためにはどんなことでもするから仲間には危険視されている。

本心は幼女なんかより仲間が大切。だからこそ構って欲しいと甘えてしまいがち。

嫌いなことは兄と関わること全般。理由は酷い言葉や罵倒を受けた経験があるから。


・戦闘スタイル


武器

:槍

母から貰った鋼の槍を大切に使っている。品質もかなり良く、いつもピカピカに磨かれている。

形態変化が可能で持ち手のボタンを押すと、六角形の形から円柱のドリルになったりと使い方は様々。

アビルバーグという会社の非売製品らしく、パーツを見付けると更に多機能になると社内機密になっている。


槍術

:幼少期から憧れを持ち、母から習う。

腕力も強く、槍の扱いに慣れている。軽々と持ち上げ、素早く動かす鍛練も日々欠かしていない。

突き技も出来るが、振り技を得意としていて更に隙がない。


能力1

:毒属性

独自の魔法で中々珍しいと言われている。そのため、ある程度毒には耐性がある。

相手を逃がしても確実に死をもたらすことが出来る。だが扱いには気を付けなければいけないため、経験者に習おうと探し続けている。使用にも戸惑いが出てしまう


発動条件

:相手を見つめ続け、呪いをかけるように念じることが条件。

念じる言葉は感覚で発することが多い。そのため日常時には中々発動することが難しい能力。コツを覚えると難なく上達していく。


能力2

:岩、硬属性

代々家に伝わる攻撃魔術能力。

だが母と幸樹のみ物理魔術として槍に展開させることができる。その場合威力と防御力が格段に跳ね上がり、前衛としてはかなり優秀。

だが幸樹は人間、竜相手だと日常に見慣れているからか傷付けることを恐れて攻撃に迷いがある。


発動条件

:槍を所持していなくても指操作で発動することができる。

槍使用時は力を込め、仲間を想う強い意思が発動の鍵となる。

守る理由を探し続けている状態だと跳ね上がる威力も落ちてしまう。

それを兄に指摘されていた幸樹には扱いが大変な能力である。


能力3:未解放

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竜が紡ぐ 第一章 キャラ設定などなど 涼太かぶき @kavking

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