第2話 ヘラ女のぼやき

ビビっ!とくる運命的なもの?

あれは、ずばり、なかった。

気まぐれのSNS巡りで見つけた時、大した印象もなかったのを今でも覚えている。


そもそも、人に対して興味ない

その割には人からの印象、評価気にしすぎ。

中傷、叩きは慣れっこのフリ、内面とても傷付いてますヘラ女。


きつく見られるけど、毒舌キャラだけど、意外ともろいの玉に瑕。


自己防衛本能だけが命、なーんて。

寂しがり屋なんです、見た目に反して。



毎日、退屈だった。

さほど悲しいことも、傷付くこともない。

同じように嬉しいことも、楽しいことも。

色で例えるなら真っ白or真っ黒。


口癖、

「つまんない」「いいことない」


最大の癖、ため息。



友達のアップするキラキラしたInstagram、少し前までは羨ましかったはずなのに、気付けば諦めてる自分がいた。


あー、このまま歳とってくのかな?

誰にも愛されず愛さず終わんのかな?



ドラマ観ても、もうトキメケない自分が居た。


いつからだろう、恋愛がゲーム化したの。

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