第78話 今年初ズーナマ。
な~んか、今回のバスブーム、ナゲーな。
大体ならもうボチボチ下火になってきてもおかしくないのに、そんな気配全くなっしんぐやもんな~。っちゆーか、逆にコロナのせいで釣り人爆発的に増殖中やし。
3つの密が避けやすい。
マスクせんでいー。
っちゆーのが理由なんやろーけど、考えることはみんな同じなんよね。おかげで釣り場が混みすぎて感染!←防波堤や釣堀、釣り公園でのハナシやけどね。なーんて話もちょいちょい聞くもんね。
まったく困ったもんでございますよ。
といった事情もあってか、釣り場のプレッシャーハンパないのよね。
おかげでどこ行っても、何してもマジで釣れやがらん!フツーなら頭にくるブルーギルの悪戯すらない。
ここまで生命感無いんじゃ、テンション上がんな~い。
ホ・ン・ト、困ったもんだ。
と、自分のヘタクソさは見事なまでに棚に上げ、他人のせいにしてみましたとさ。
みたいな前置きはどーでもいーんですよ!さっさと本編いきやがれ!って感じですよね?なので、いつもの如くまずはタックル編からドピュッとイッてみることに致しまする。
今回活躍したのは、
ブラックレーベルFM701MHFB+スティーズA TW 1016-CC
なんだけど、ですよ。こいつら第74話で活躍したばっか。
よって説明もしたばっか。
とゆーワケで、今回はルアーの説明いっときまぁ~す。
活躍してくれたのはゲーリーヤマモト4インチヤマセンコー。
っち、巻きやったのにワーム紹介するとかなんともビミョーやな。でも自分的に全然OK牧場なんで、気にせず参ります。
このワーム、出番的には割と多目やんな。だから、説明どっかでぶち込んだよーな気がせんでもない。けどでも、ここんとこコイツでの釣果は出てないからきっと忘れ去られているはず。
なので、この辺で一発、ズボヌルッとぶち込んどきますよん。
ゲーリーヤマモトの製品情報によりますと、
『2"~7"のヤマセンコーは大きさが違うだけでほぼ同じデザインです。
バスのサイズや水の透明度、フィッシングプレッシャーやバスのコンディション、ベイトのサイズなどで使い分けていくとよいでしょう。
ヤマセンコーはノーシンカーを最も得意としますが、テキサスリグで使用すると、ヤマセンコーでなければ入っていかないカバーが多く存在します。
こういったポイントでは最後の切り札となるでしょう。
また、キャロライナリグでも有効で、琵琶湖などのビッグレイクでは、岸からの遠投スタイルでも高い実績があります。
フリーリグにおいても、水平フォールするヤマセンコーは相性抜群です。
フリーにフォールさせてからボトムを這う姿にバスは反応してくれるでしょう。
オフセットフックをセットしてノーシンカーで使うとき、軽いネイルシンカーをフックの逆側へセットしてやると、バックスライドリグとしても使えます。』
っつーことになっております。
バス釣り人の間では、4インチヤマセンコーって4インチグラブ、4インチカットテールと共に「三種の神器」とか「お守り」とか言われるほどの、スンゲー釣れるワームなんだわ。ま、今でこそ見破られた感強くなってきて通用しない場面もあるけれど、それでもまだまだちゃんと魚を連れてきてくれるお利口さんアイテムなのよね。
使ってみた感想はとゆーと、とにかく動きがいい!見た目はただの棒なのに沈むときの水の抵抗で自発的になまめかしくウネウネするし、フォールスピードも絶妙だから、オートマチックに魚を連れてきてくれるんだよね。
自重があって空気抵抗少な目だから、ベイトタックルのノーシンカーでも扱いやすい。
ノーシンカーで深場が攻められる。
オフセットフックによるノーシンカーで使用するコトが多いけど、ワッキーやテキサス、キャロなど色んなリグに対応するよ。
セットの仕方により全く違った動きを演出できるのもいいよね。通常、ワームのセットって頭から刺すの一択なんだけど、ヤマセンコーは両端と真ん中(厳密には少し太い方寄り)の3カ所でセットできる。太い方からのオフセットフックによるノーシンカーでは水平フォール。細い方からだとバックスライド気味。真ん中にマスバリやワッキー用ジグヘッドをセットするとヘコヘコとした動き(説明しにくい。動画見てちょんまげ)みたいな感じで様々な動きを演出できる。
どこの釣具屋にも売っているから有難い。
といった長所がありますよん。
短所は脆いことが挙げられるけど、これって他のワームでも同じだから、自分はそうは思わないかな。
それよりも値段が…一袋1000円以上しやがる。おかげで買う時でったん躊躇する。新品はセールの時だけにして、あとは中古釣具屋で見っけ次第買うよーにしております。
というように性能的には短所らしい短所が無い。だから長いこと(たしか30年前後)愛用され続けているんだろうね。
変態的な好みがある自分にとっちゃ珍しく絶版になりそうにないアイテムだから、そこんとこも有難い。
ん~な感じでタックル編は〆たいと思いま~す。
ドピュッとイキましたんで、引き続き実釣編、イッてみまっしょーかね。
本日は夜勤明けでござる♪
夜勤明けにやることと言えば、生活パターンを戻すこと。
これがまた大変でね~…睡魔が手強過ぎるからかなりの確率で負けるよね~。どーしても昼寝しちまうもんだから、早番一発目は徹夜で出勤!ってこと、shotッyou (by宝焼酎レジェンド)あるんだわ。変な時間に目が覚めて早番の五日間、ダルさ引っ張るってことフツーにあるもんねぇ~。
自分、三交代向いてねぇんじゃねーの?マジ、嫌んなってくる。
といった愚痴はさておき。
昼飯も食った。
只今14時半。
四月の終わりがけで天気は晴れ。温い日続きだったから、水温もいー感じに上昇してくれているはず。
となると、巻きを試したくなるのがバス釣り人ってもん。
とゆーワケで、タックルを準備。
本日の出撃命令は、
ブラックレーベルFM701MHFB+スティーズA TW 1016-CC
糸はナイロン16ポンド
これしかないでしょ!
タックルは決まったので次は場所。
眠いからクルマ運転したくな~い。
となると、行き先は前の川対岸しかない。
場所も決定したからプラグの入ったバッグをパイスラに掛け、いざ出撃!
と、その前に。
ただでさえ釣れない状況下。
それでもどーにかして絞り出したいとなると…
ワーム、持って行けばいーじゃない!!
っつーことになるよね~。
思い付いたらすぐ実行。
オカッパリバッグをひっくり返し、考える。
極端に遅くしてみよう。なら、ノーシンカーがいいかな?
それなら重くて飛んでくれるヤツがいいよね。
攻めたヤツじゃなくていい。ド定番でガッチガチに手堅いヤツ。
この条件から導き出された答えは…
バス釣り人のお守りかつ三種の神器の一つである4インチヤマセンコー!
これならなんとかなるかも。
ルアーは決まった。
ならば色。
本日の気分はプロブルー。
ハリは小さいのが好き。ワームの可動範囲が大きくなるからね。
といった理由から、デコイのオフセットフック「kgフック」の2番をチョイス。
こいつらもバッグにぶち込んで、チャリに乗って釣り場へGO!
土手に上がって水色を見ると、
ゑ~…。
見るも無残なコーヒー牛乳色。
今は田植えの時期やきこればっかりはしょーがない。ド派手な色&音で気付かせるのがいいかもね。
な〜んてコト考えているうちポイントに到着。
いつものスタート地点である対岸の水門から釣り開始。
選んだのはラトルインワイルドハンチで、色はライムチャートダズラー(蛍光の黄色)。
このポイントで濁った時の実績ルアー。
スナップに繋ぎ、
カチッ!
クラッチ切って~、バックスイングからの~…
ビュッ!ヴ―――――ン…ポチャ。
本日の第一投目。
カチッ!
クラッチが戻り、リトリーブ開始。
ブルブルとした小気味よい振動。
時折、
ゴッ!
底を叩く感触。
ん~、食ってきそう❤
みたいな感じで引き倒してみるものの、全く異常なし。
ま、予想できとったけどね。
しばらくルアーをとっかえひっかえ撃っていると、下流から腐れボート登場。
やっぱしお約束のよーに自分が狙っているポイントを潰すコースで釣り上ってきやがる。
え~くそ!このバカだきゃ!
怒り爆発。
毎っっっ回思うっちゃけど、対岸直撃するよーな狭い川にボートっち必要なんか?っつーか、このバカたちマジでマナーがなってない。オカッパリもたいがいなってないけどその比じゃない。100%の人間が一言も声掛け無しに、今まさに狙っているポイントの真上を通ったり撃ったりしやがる。これ、遠賀川本流になると「この区間はオカッパリゾーンだから狙わない」といった暗黙のルールが存在し、ほぼ全員が結構厳しく守りよる(完全に届かない距離を取ってスルーする)のにな。支流にはなんで存在せんのやろ?それどころか「オカッパリが狙いよるポイントは徹底的に潰せ!」的な決め事でもあるんじゃなかろうか?と思うほど確実にポイント潰してきやがるもんな。
この川で釣りしている人間の大多数はオカッパリ。中には静かにヘラブナとかハヤ狙いよる人もいる。そんな中でボートやら出したらポイント一撃で潰れるの、分からんのか!あ~…分からんきそーゆーコトしよるんか。まぁ、見た目からしてバカそうやしな。そもそも考えきるアタマ持っちょーんなら、こげな狭い川にボート出すげな考えに至らんもんの。
納得。
マジでキサマら釣りやら止めっしまえ!
と、荒ぶってみました。
あと、遠賀川本流での話になるけど、ウェイクボードも非常に危ない。
ん~なことするには明らかに狭い川幅なんで、結構な至近距離通過することになる。そーするとどんなことが起こるのかとゆーと、立てられた波のせいでボートが転覆しそうになる。Vハルならまだマシかもだけど、ジョンボートは安定性なんかあったもんじゃないからマジで危ない。オカッパリだと波に足元すくわれてさらわれそうになるし、そうはならんにしても、打ち付ける波引っ被ってびしょ濡れになる。
このような釣り人に直接かかる迷惑の他に、やつらにとっての危険性もある。水面にギリアタマ出さん障害物が何カ所かあったりするき、それに激突して大ケガとかボートが沈没する可能性だってある。自分らが痛い思いするのは自業自得なんで知ったこっちゃないけど、その事故のせいで「ボート全面禁止!」とかゆーことにもなり兼ねんから、どっか広くて安全な場所でやってほしい。
と、オイサンは思うのですよ。
おっと。
あまりの苛立ちに話が逸れちまったぜ。
ムカッときたので嫌がらせの意味をガッツリ込めて、ジャッカルのクソ重いバイブ(警告!電気仕掛けのコケシじゃないよ!)TN-70をセットし、対岸ギリギリを撃ちまくる。
それでもなお近づいてくるから、釣り上るつもりはなかったんだけど移動開始。ボートの速さに合わせて上流へと移動しながらヤツらが撃とうとしているポイントを先回りしてことごとく潰していく。
すると、どーでしょー♪
狙うところが無くなったらしく、諦めてその場で方向転換しやがった。
ざまーみさらせ!
無事、ボート撃退❤
下っていったのを確認したトコロで折り返す。
下りはロングビルミノーの名作、ラッキークラフトのステイシー。色はアユ。
目一杯遠投し、一気に巻いてステイ(水中で止める)。
そしてトゥイッチ。
2~3回巻いて再びトゥイッチ。
これを繰り返しながら下ってくるも異常なし。
とっかえひっかえ攻撃するけどやっぱし異常無し。
結局スタート地点まで戻ってきたけど完全に沈黙。
これだけやって何も起こらんのなら、今日は巻きじゃないよね…。
と考えたところで、
テレレレッテレ~!ヤマセンコーがあるじゃない!!
今更ながら思い出す。
すぐさまセットし、スナップに接続。
ぶら下げてみるといー感じの重さ。
カチッ!
クラッチを切って、バックスイングからの~…
ビュッ!
振り切ると、
ヒョウ!
独特の風切音を発し、
ヴ――――――ン…ポチャ。
飛んだー!
あまりの気持ちよさ!
思わず本気汁が出てしまいそうだよ(←年食ってゐるくせに見栄張るな!って?勃たないくせに!って?勃ちますとも!汁もヨユーで出ますとも!余計なお世話です!!)❤
フツーのベイト、全部スティーズAに換えたいかも♪
とゆー気分になってくる。ま、実際は金が無いからそんなことできないんだけどね。
久々のグラスロッド&ナイロンラインでのワーム。
徐々に沈んでいく糸がウキ釣りやっているみたいでなんかいい。
今みたいに釣り方が細分化されてなく、何でもかんでもこんなセットでやっていた若い頃を思い出し、懐かしい気分に浸る。
感度はといいますと…少しダイレクト感に欠ける希ガスるけど全く問題ないレベル。
今度からボーズ逃れのためにワームは必ず持って行くことにしよー。
と心に誓いつつ底を取り、サオをあおって浮き上がらせ、再度底を取る。
この操作を繰り返していると、ウィードパッチ=藻の塊を感じる辺りで突如糸の沈む速さが早くなった!
食った!
アワセるため糸ふけを取って構えるけど、その時動きが止まる。
あれ?離したかの?
ちょびっと待ったら再度糸が動き出した。
まだ食っちょった!
思いっきし仰け反るようにアワセると、重さが乗って下流方向に走り出す。
キュ――――ッ!
糸が水を切る音。
ロッドエンドをしっかり腕に当てとかないと伸されてしまいそうなほどに強い。
デカいかも!
強引にリールを巻くと、激しく抵抗しながらも寄ってくる。
お~!巻きトルク、なかなかのモンじゃ~ないのよ。
5.3のギヤ比がいい仕事をしている。
おっしゃ!この引きやったら40UPは確実やな。
喜んでいると、足元2~3m付近で反転。
白い部分が見えた。
やった!本命!!
喜んでサオを立てると水面に顔を出す、のだが…
ゑ?
なんか雰囲気が違う。
細長いぞ?
とゆーことは。
いちばんメジャーなゲスト様であらせられるズーナマさん。
そりゃ~こんだけ濁ったら活性高くなるよね。
今回はファイト中にクルクル回らんやったき、完全に騙された!
とはいえなかなかのファイト。
楽しかった~!
ゲスト様とはいえ記念写真はちゃ~んと撮るのですよ。
スマホのカメラを起動し、カワユイお顔のアップ。
やっぱナマズはこれ撮らんとね!
あとは全身を何枚か撮ってハリを外し、お別れ。
ムナビレで刺されないように握って、
じゃーね。バイバイ。
足場が高いので、そっと水に投げ込んであげると勢いよく深場へと戻って行きましたとさ。
めでたしめでたし。
っち、あっ!また大きさ測んの忘れたよ。でも多分あの大きさだと40cm以上はあるはず。
それにしても、ズーナマさんはいい!今回もボーズから脱出させてくれてありがとう!
なんかこの頃のズーナマさんはボーズにピリオドを打ってくれる役になりつつあるな。っち、今年初やん。
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