4.登場人物の「長所と短所」「三層」「MBTI」「人格障害」を決める(どうぐ:メモ帳)
長編だとしっかり設定しますが、短編だとふんわり意識して終わりにすることが多いです。
「長所と短所」は表裏の関係、どういう生育歴が背景となっているかを意識しつつ書きます。
「三層」とは人格を「ペルソナ」「人間性」「カルマ」三層に分けて設定を作る方法だったはずなのでググってください。出典忘れました。
「MBTI」は性格を16段階に分ける手法です。これを習得すると人物の設定メモがめちゃくちゃ短くなってとても楽です。WEBに診断テストが転がっているので、キャラになりきって答えて解説を読んでみるといいかもしれません。
「人格障害」はそのキャラの持っている精神病の設定です。精神病はスペクトラム(連続体)なので、そのキャラが実際に病気だとは限りません。個性の一つです。人格障害設定は私のオタク的こだわり/得意分野だからできることにすぎないのでスルーしてください。
脳内↓
「主人公は靴フェチを理由に彼女を選んだわけだから、女心とかぜったい疎い。淡々と冷静なのが長所かな。MBTIはISTjだろう。自分の異常性癖を認識して他人と距離を取っている。もしかしたら過去に人間とトラウマ的な出来事があって、靴が恋愛対象になってしまったのかもしれないな。回避性人格障害の気がある」
「ヒロインは美意識の高さがデザイナーとしての長所であり、それが車椅子になった自分を認められず苦しむ理由でもあるんだろう。もともとの豊かな感受性が彼女を苦しめて、彼氏に当たり散らしているんだろうな。人格障害というより喪失の五段階の怒りの段階に留まり続けているという解釈が妥当だろうか」
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