忙しい一週間を過ごしたため、このコメントを書くのが遅くなりました。私は20代の大学生で、ソウルの最も保守的な地域で育ちました。そのため、周囲のほとんどの人々が与党を支持している環境で生活してきました。この点を踏まえて、私の意見をお読みいただければと思います。

まず、韓国における不正選挙に関する主流意見は、保守・進歩を問わず「不正選挙は存在しない」というものです。保守政党が選挙で敗れる理由は、不正選挙ではなく、人口構造の変化と進歩勢力のポピュリズムにあると考えます。若年層の人口比率が増加する中で、保守政党の立場が徐々に弱まっています。また、野党は現金をばらまき、奇妙な法律を作り、「職業的なデモ参加者」を育成しながら支持層を形成してきました。今回の事態でも、深夜1時に突然国会にプラカードを持って現れる人たちが、本当に一般市民なのでしょうか？むしろ一般市民ならそれ自体がより奇妙ではありませんか。このようなデモ参加者は、デモが職業となっているのです。そのため、政権を握れば、怪しい市民団体のようなものを作り、自分たちに現金を渡してくれる政党を当然支持するのです。

いずれにせよ、これまで提起されてきた不正選挙の疑惑の多くはすでに反論が終わっており、不正選挙を主張する勢力は主流から外れた状態が長く続いています。推測ですが、これらの支持率は約5％程度と見られます（不正選挙を主張する政党の選挙得票率が3％、戒厳令支持率が10％であることを考慮した上での推測です。正確ではありません）。

それでも不正選挙の陰謀論が続いている理由は、大きく2つに分けられます。1つ目は、選挙管理委員会の管理不備の問題です。選挙管理委員会は独立した機関であり、比較的楽な職場環境だという評価が多いものの、管理不備の問題が継続的に指摘されてきたにもかかわらず改善されていません。2つ目は、政治系YouTuberの経済的利益です。韓国の政治系YouTube市場は非常に大きく、収益も莫大です。特に過激な主張をすることで、視聴者やスポンサーが増えるため、陰謀論を広め続けているのです。彼らは大規模な集会を通じて人々を扇動し、選挙で敗れた原因を不正選挙に結びつけ、訴訟費用の名目で支援金を集めることもあります。

当時、与党が選挙で勝利した要因は、新型コロナウイルスのパンデミックという未曾有の状況と、財政政策の影響が大きかったと考えられます。文在寅政権は前政権が節約したため国家債務が低かった点を利用し、大規模な現金支援政策を実施して支持層を結集しました。そのため、与党が選挙で勝利したのは当時の状況を考えれば十分予測可能な結果だったと思います。

結局、韓国社会で奇妙な陰謀論や突飛なデモが発生する背景には、「食い扶持」、つまり経済的利益が密接に関係しています。しかし問題なのは、このような陰謀論を大統領自身が信じて戒厳令まで実行した点です。実務者に権限を任せ、一人で官邸にこもっていれば無難に任期を終え、無難な評価を得られたはずですが、なぜこのような決定を下したのか、いまだに理解しがたいところです。

この記事のPVどのくらいになるのかなあ。
この記事をネタに保守派が巻き返したりして。
そうしたら、ガミ公さんは歴史を変えたことになるのかな。
反響（反共？）を楽しみにしています。