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朝鮮半島で巨大地震が発生したりした場合には、結構ワイらもヤバイんじゃね ಠ_ಠ;？ …な話について

トルコ南部を震源に2/6日未明に発生したトルコ・シリア地震、本当にお気の毒です。亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被災された方が一日も早く復興されますようお祈り申し上げます。

同じ地震国として非常に気になったのでつらつらと調べてみた所、非常に興味深い資料などを見つけることができました。朝鮮半島での大地震です。ワイらのイメージでは朝鮮半島は地震が起きないという先入観があるのですが、朝鮮王朝実録などの基本資料に日時が特定できるほどの詳細なデータが残っていて、大体100年に一回くらいはM6クラスの地震が発生している事。その殆どが半島内もしくは一部海にかかる陸と海の境界地域にあること、そして1500-1600年代にかけて突出して大地震の回数が多いことがわかりました。

そのうち1643年7月24日に半島南部慶尚道・蔚山の沖合で発生したM7.0の大地震と、日本海側の朝鮮半島中央部付近の陸と海の境目あたりで発生した1681年6月26日M7.5の江原道・襄陽の大地震（半島最大）の二回は半島の歴史でも相当大きく各所にその爪痕が残っていて、特に後者は津波が発生したと考えられる地震だったそうです。なお1681年6/27の地震では半島全域が揺れ、また震源近くの神興寺という地域では震度7くらいになったのではないかと推定されるほど巨大でした。

朝鮮半島は独立したアムールプレートに乗っかってるのですが、どうしたわけかこの内陸部の朝鮮半島でそれなりに大きな地震が発生しています。メカニズムはワイにはわかりませんでした（ごめんなさい）。

非常に怖いのは朝鮮半島の大地震の挟まれた1668年7月25日中国山東省で郯城地震（たんじょうじしん）というM8.5の内陸型としては史上最大級の超巨大地震が発生していることです。死者およそ47,615人。死者数では遥かに多い地震はあるものの、地震の大きさとしては中国史上最大と推定されている巨大地震です。

この半世紀後の日本でも1703年12月31日深夜に関東地方の千葉県野島崎沖を震源とする元禄関東地震（M8.1-8.5）、1707年10月28日午後には南海トラフ全域が動いたと推定される宝永大地震（M8.5〜）が発生しています。両者とも津波と大きな地震を伴う巨大地震でした。

これらは（証拠はないものの）大きくリンクしていると考えられているのだそうで、そう考えると朝鮮半島や中国東北部でワイらの想定外の巨大地震が発生した場合には、日本もとんでもない規模の巨大地震が連発する…と考えたほうがいいかもです。

東日本大震災から10年が経ちましたが、あの巨大地震が極東アジア地域の地殻変動の呼び水で無いことを祈りたいものです…(:_;)

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まとめるとこんな感じです…m(_ _)m

1643年七月　蔚山地震（朝鮮）

1668年七月　郯城地震（中国）

1681年六月　襄陽地震（朝鮮）

1703年12月　元禄地震（関東〜千葉県沖）

1707年10月　宝永地震（南海トラフ全域）

1707年12月　宝永噴火（富士山大爆発）

怖いですね…