日本憲政史上最強の嫁・安倍昭恵をカネで考える ←「無敵戦艦安倍晋三」を支えた「波動エンジン」(でも呆れ…

前回、安倍晋三さん暗殺テロという、戦後憲政史上類例をみない極めて危険な民主主義に対する脅威について「犯人がメディアに洗脳された可能性」についての推論を提示しました。「陰謀論に幻惑された末のテロ」という見方です。犯人は爆弾や鉄砲の作り方をネットで調べる程、ネットに熟達していた事を考えれば、ネットもテレビも見ないで引きこもった挙げ句の果ての自己完結型の妄想の結果とは言い難く、事実、2021年韓国インチョンでの統一教会合同パーティにビデオメッセージを送ったのをネットで見た事が直接の契機とした…と言っている以上、誰かの何かの影響を受けた可能性を慎重に調べるべきです。類似の犯罪を防止するために、です。


しかしこれに補足を入れないとダメだろうと思うようになりました。まずワイは「安倍さんなら何をやっても許される」派ではありません。他方、「安倍は全て悪い」派でもないのです。そして全ての事象をカネで考えることで真実を探求するという実用主義者プラグマティストであり、脳内の妄想ではなく現実のフィールドワーク的検証と検討を繰り返して「構造の本質」を見抜いて解析する…と基本としています(よって構造主義者)。これだけです。特に感情論はありません。


ただし前話数において、もしくはそれ以前のどこかで「森友加計問題というのはパヨメディアによる捏造」とまでいい切った記憶があります。実際、「パヨはなぜ立件できなかったのか説明すべき」もしくは「立件できない人物を犯罪者扱いすることは人権の侵害」と断罪しています。故安倍晋三さんは総理大臣であったとしても犯罪者では「ない」のです。


しかしこれにはワイがそう考えるに至った根拠が必要です。なぜなら「安倍ゲート」の疑惑だからです。森友加計問題そのものを「ない」というのは無理というもの。火のないところに煙は立たぬ(とはいえ、自然発火の山火事はいくらでもあるんですが…)。同時に読者から「なぜそういい切れるのか?」というツッコミがくるのを待ってもいました。犯罪者ではない理由を述べる責任がワイにはあるからです。しかしツッコまれたことがないので、このタイミングでワイの思うことを申し述べたほうがよいと思うようになりました。実はワイもこの問題についてワイなりに調べたことがあります。


その結論が「カネで考えると、とても立件は無理」だからでした…m(_ _)m


ワイは常々、「パヨは頭が悪いので、我々のような『カネで相手を追い詰める』という絶対手法を知らない」無知と糾弾しています。思うに連中は子供の時、妄想文学系で数学が苦手だった文系だからでしょう(笑)。そこで唯一正しく、しかも軌をたどれば流れが見える「カネ」から森友加計を調べてみたことがあります。結論からいうと「加計は請託せいたくに相当するカネの流れが証明できない」→不起訴。「森友は昭恵の脱税しか捕まえる方法がない」でした。

立件は不可or極めて難しい理由について報告します…m(_ _)m



  ※     ※     ※

  


まず加計なのですが、本当に「よく判りません」です…m(_ _)m

加計側から安倍晋三への請託せいたくにあたるカネの流れが確認できないのです。


根本にありそうなのが安倍と加計の偉いさんとの単なる個人的な関係で、安倍氏が逆境にあった時に友人だった事から恩義を感じていたのかもしれません。また加計の方は何故か獣医学部を建てたいという願望があり、その話を安倍にしていたようです。確かに獣医学部の不足は事実であったので、強く説得されたので「納得」だったのかもしれません。その後、学部設置に関して問題があるのではないかという疑念に対しては「あったとしても加計の問題」であり、「安倍が請託(=カネの授受)を受けて文科などに圧力を加えた」というカネの流れがハッキリ見えてこない限り、立件は不可です。そしてこの流れを誰も証明できていません。よって公判を支える事は無理です。以前の東京都知事の猪瀬直樹のように、ポッケの中に入り切るはずもない5000万円を突っ込もうとしてポロリがバレた…みたい間抜けな話でも無い限り、この一件は立件できないでしょう。


しかし森友は別です。カネの流れがありそうなのです。


森友は籠池夫婦のしでかした犯罪とされています。この情報は錯綜し、特に左翼やメディアが意味不明な、ただ単に安倍を追い落としたいがために変なこじつけや理解不能な話を次々に「作り上げた」ために、いまでは真実が何だったのか?…さえ判らなくなりました。籠池夫婦の言ってることが当初から繋がらくなっているからです。


この話は重要で、籠池の息子さんがツイッターなどで「自分の両親は左翼メディアに騙されてしまった」と繰り返しつぶやいてるのに左翼メディアはこの事を取り上げません。自分に都合の悪いことを言わないのは「政治宣伝」か「デマ」です。逆に言うなら「両親は変わってしまった」と言うことです。「記憶の上書き」という歴史の捏造です。そこで単純に判ってることを時系列だけで追ってみることにします。


籠池夫妻は幼稚園を運営しており、この教育方針は明治時代の復古主義的な色彩の強い方向性だったようです。教育勅語をもってして教育の基本に据えていたことが記録されています。その後、安倍晋三という保守政治家の登場に籠池夫婦は感激したようで安倍のファン層の一人になっていたようです。この関係は特に不思議でもなく、米国におけるトランプさんの登場とトラさんの熱心なファン層の関係です。支持者ということで特に違和感はありません。その後、籠池さんたちは何かのツテをもって安倍昭恵に近づくことに成功し、その後、昭恵を開設予定の小学校の名誉校長に据えることに成功しています。


この時に、昭恵に対して籠池側からカネの流れがあった事が容易に想像できます。名誉校長に「給与」を支払う必要があるからです。そしてこれは違法ではありません。個別労働契約であり、請託でもありません。なぜなら昭恵は政治家ではないからです。勿論、給与ではないかもしれません。まだ学校が認可されていないからです。しかしそれでも問題はありません。昭恵を顧問のような形で招聘し、彼女にコンサルティング料などの明目で(労働)賃金もしくは「仕事に対する正当な報酬」としてカネを渡すことができるからです。違法性は「ありません」。


それを受けて、安倍晋三さんがどう考えたかは不明です…m(_ _)m

しらんがな…(  ̄ー ̄)y-~~


しかし晋三さんがどう考えるかは「どうでもいいことです」。政治家を捕まえたい時、現行犯でないのなら「政治家にカネを渡して違法な法整備もしくは圧力を第三者に加えて実施させた」という明確な流れが証明される必要があります。しかしここに「安倍昭恵」という、極めて異質で強力な「安倍家の集金構造」が存在していたのです。


カネの流れで考えてみます。

籠池が学校を建てたいがために晋三さんにお金を渡し、このカネをもって籠池さんのために晋三さんが文科省に圧力を加えた場合、請託→受託収賄罪などで訴追できる可能性があります。しかし安倍さん夫婦の構造は全く違います。籠池夫婦は昭恵にコンサルティング料もしくは講演料などの明目でカネを渡します。このカネは昭恵さんの個人所得もしくは昭恵さんの事務所などの雑収入です。彼女が稼いだのです。そしてきちんと納税申告されていれば「何の問題もありません」。問題があるとすれば「昭恵の脱税」くらいしかないのです。晋三さんには(倫理上の問題を除けば)無関係です。しかし実際には昭恵は晋三さんの嫁なので当然、晋三さんを支えるカネになっているのです。


この収益構造です。安倍さんご夫婦には、この「昭恵」というワンクッションを入れた収益構造が存在すると考えるべきなのです。旦那はパーティでカネ稼ぎ(合法)、嫁は広告塔やコンサルでカネ稼ぐ(合法)。この夫婦共稼ぎの構造が安倍晋三さんの強さです。そして昭恵は滅多やたらと広告塔になったり、取材受けたりコンサルっぽいことやったりと「強欲に稼ぎまくり」です(爆死


ワイが思うに昭恵は、ちょっとボケてるけどなんかカワイイ「変態コレクター(自称)」などではなく、極めて頭のよい「よくできた集金メカニズムそのもの」であり、何もない空間から無尽蔵にカネを汲み出してくる波動エンジンのような存在です。毎週毎週火だるまになりながらも一週間後にはピッカピカ…の安倍晋三の無敵の強靭さを支える無限エネルギーの源が安倍昭恵です。勿論、嫁は「強大な影響力を持つ晋三の嫁」なのでカネの流れに関して不透明な点があったとしても、国税とて容易に沈めることのできない「政治家バリヤー」という波動防壁を持っている可能性も大です。この無敵バリヤーを持っていれば、後は嫁のカネの流れで節税対策を十分にやれば安倍晋三さんはほぼ不沈戦艦です(爆


昭恵はアベノリスクなどではなかったのです。強力な集金マシンであり、このために「桜をみる会」のような催し物が必要なのです。「取引先を接待する」必要があるからです。昭恵は自ら積極的に動き、様々なコネクションを作りながらカネの匂いを確実に嗅ぎ分け、自分の新たな「取引先」を探し回っていた…これが芸能人やら有名人やら、ときには無名の人たちにまで触手を伸ばしまくっていた本質と考えるべきなのです。昭恵のワガママな振る舞いは「カネ」で考えるとよく判るのです。昭恵のワガママではなく、集金という目的があって行動しており、その事を晋三さんはよく判っていたのです。昭恵は趣味でカネを使っていたのではなく、趣味を装ってカネを稼いでいたのです。逆です。この波動エンジンは「弾幕」まで張れたのです(爆


大したもんだネー…(  ̄ー ̄)y-~~


安倍夫婦は自分たちだけで独自の集金能力があり、しかもこれが非常に高いのです。安倍晋三さんは物凄く人気があり、公演回数も多ければ講演料も多分高いのでしょう。嫁もそうです。ということは安倍家は「独自財源」を持っているということです。これは政治家にとって強力な武器です。

政治家は派閥に属し、派閥はパーティなどで集金します。そして選挙などでこのカネを派閥内の政治家にばら撒きます。勿論このカネの中には政党助成金も含まれます。ということは政治家は派閥や党に頭が上がらないということです。しかし安倍さんご夫婦はこれだけ強力な集金力があるのであれば、党や派閥の影響からより自由でいられるだけでなく「自分がカネを貸したりくれてやったり」することもできるのです。圧倒的な影響力を行使できる超然とした立場にいられるのです。嫁のおかげで、こういうカネの力を持っているだろうと推察できるのです。一時期の田中角栄さんと同じことを、遥かにスタイリッシュに嫁を使ってやってるということです。


なので安倍さんご夫婦は「リベラル」なのです。晋三さんは昭恵に頭が上がらないとか、浮気したりしないとか隠し子がいないとか夫婦の仲がよい…みたいなことがよく言われていて、確かに愛し合っているんでしょうけど、その他に「嫁がこんなに稼いで支えてくれるのなら、昭恵から自由にはなれない」という可能性も視野に入れるべきということです。昭恵は自由奔放でしょうけど(爆死)。旦那の強力なお財布なのだから、お財布に楯突けるわけがないのです。


なので前述の「加計でカネの流れが見えない」理由も、「この時、特にカネを必要としていなかったから」と考えれば腑に落ちます。安倍さんが昔、野党時代の苦しい時に加計さんがらみの人たちが救ってくれた事を恩義に感じているのだとしたら、ご恩返ししたとしても不思議ではありません。特に政治家は義理人情が大事。裏切らないという話は政治家としての律儀さ・信頼感を与えてくれるだけでなく、後のカネとコネにとっても重要です。損して得とれ…そんな感じだったのかもしれません。


今回の統一教会がらみの話もこの延長上です。統一教会主催のパーティに参加するのは「講演料もらうため」です。別に信者である必要はないのです。バカな左翼メディア(←日刊ゲンダイの事)は自民党の政治家が統一教会のパーティなどに参加したことだけで、あたかも統一教会の信者であるかのようなミスリードをしていますが、違います。自民の政治家と統一教会の関係は「カネを払ってくれる団体」だからです。「(無駄に)カネを支払う」信者とは逆の立場だからです。政治家やるには多額のカネが必要です。国からの助成金ではとてもやれる話ではありません。なので「講演料」とかイベント参加料というカネに惹かれているだけなのです。てか…


日本共産党でさえ労働組合から強制的にカネを徴収してるのなんでですかネー

…(  ̄ー ̄)y-~~??


共産主義ってカネ、存在しない世界線だったような気もしますが(爆



  ※     ※     ※

  

  

とはいえ、統一教会は生かしておいて良い組織ではなく、自民党が長年噛んでいる事は絶対に忘れてはなりません。これは潰す必要があります。統一教会絡みでテロ事件が発生したという事は事実です。なら自民党はこれからも統一教会絡みでテロに見舞われる可能性はあるということです。これは「自民党の責任」です。


ワイが今回言いたいのは「晋三さんと統一教会は関係ないだろ(?_?)」と言っただけです。日本会議の人だからです。キリストじゃなく、神仏にだまされて身ぐるみ剥がされた→安倍晋三、絶許…だったらまだ判るのですが、カネの流れとコネの流れを考えたら統一教会と晋三さんとのつながりが極めて密接だというのは間違いなのではないか? そして間違いだとしたら、その間違いを犯人が信じ込むに至ったメカニズムを解明すべきだ…と言っただけのことです。


勿論、今後、安倍晋三さんが統一教会との関係で「実は非常に親密だった」というのが出てきたら、ワイが修正すればよいだけです。これは今の所の「暫定的な結論」に過ぎないのも事実です。しかしカネの流れから考えれば、現在、世間に流布している「安倍晋三悪玉論」は少し違うような気がしているのです。これは統一教会を庇護かばっているわけでもなければ、自民党に問題がないと言っているわけでもありません。自民と統一教会の問題は別個の問題であり、今回の安倍殺害政治テロとは関係がないはずだ…といっただけです。


ワイは真実が知りたいのです。真実とは犯人の脳内思考のメカニズムの解明です。

ワイが真実を知りたがる理由は、このような政治テロが常態化したら日本の戦後民主主義が終わると強い危機感を持っているからです。これは犯人の逆うらみだけで解決して良い問題でもなければ、私怨ということで「キチガイの凶行」だから、なんだかわからないままでフェードアウトしてもよい問題でもありません。極めて危険な政治テロなのです。1930年代、政治テロ連発の結果、日本の議会制度が信頼と強さを失っていったという苦い経験を「忘れたフリ」してはならないのです。政治テロは日本の話であり、我々が選んだ政府の終焉を意味するのですから…

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