なぜデスラーは魅力的なのか…(๑¯ω¯๑) ←正義の味方の資質をもつ勇者だから

デスラー、ワイ、好きや…(  ̄ー ̄)y-~~

そういう方、多いんじゃないですかね?


リメイク版と無印との決定的な違いの一つに「デスラー」の扱いがある事は皆さん、お気づきのはず。その理由も判っていて「ポリコレバカどもがうるさいから」←まさにこれ一択でしょう。


デスラーは第三帝国のアドルフ・ヒトラーに由来することは隠しようがありません。松本先生が何を言おうとも、です。

もともと人類を絶滅させる悪の首魁=デスラーなので、このキャラ背景は「ごく普通」でした。ヒトラーさん=悪い人…というイメージそのままです。ところがシリーズが進むにつれて古代さんなんかよりも遥かに人気が出たキャラになりました。そのためまるで「ヒトラー礼賛」のような「奇妙な雰囲気」になりそうになり、2199以後のスタッフの皆さんは、どうするかでかなり悩んだことと思います。


なにしろ、ヤマトが「カエルのぺぺ」みたいになったら困るがな(爆死)

金儲けできなくなるがな…(눈‸눈) ←バンダイビジュアルさん


特にバンナムは政治的な立場などない組織です。

バンナム主力戦線の一つ・アイドルマスター風にいうなら「893プロダクション」なのでカネのことしか考えてません。メイン制作だったジーベック (←凄く良い会社)もサンライズの一員…つまりバンナム傘下なので、「特に興味もない政治問題なんかになるとヤマトに傷が付く」程度に考えていたのではないでしょうか?


ヤマトにおいて「なぜデスラーがそんな人気あるの?」的な話は、特に最近の若い人にはわからないかも知れません。しかし「ヤマト=デスラー」のイメージの方が、旧ヤマトを見ていた人たちにとっては強いのです。人間的に成長した挙句の、毒にも薬にもならなくなった古代進さんや、そもそも「古代君…」しか言わない森雪さんよりも遥かにキャラが立っていた事や、個性が強く、伊武雅人の職人芸などの理由がありますが、おそらく最大の理由が「正義の味方の資質を備えたキャラだから」だろうと思われます。


デスラーは英雄でした。

女神からもらったチート能力をふんだんに取り入れた野蛮人の無敵戦艦相手に、鏡使った強力ビームや変な毒ガス、バラけては固まる恐竜みたいなの(当時は怪獣モノが流行っていたのでバラノドンさん登場)、基地を犠牲にして始末しようとしたり、「アニメ史上最強の飛び道具」とされるデスラー戦法など、あらん限りの知恵と努力を投入し、この「バケモノジャパン」に毎週毎週、勇敢かつ果敢に戦いを挑み続けた「真のヒーロー」だったからです。


相手は無敵戦艦。始めから勝てるはずのない勝負に、最期まで諦めること無く戦い続け、しかも彼個人の野望ではなく祖国と民族のためという「孤高さ」を兼ね備えていた…と考えれば、デスラーの方が主人公に遥かにふさわしいからです。マジンガーZにおける兜甲児の立ち位置であり、負け続けたものの一度たりとも諦めず、叩かれても叩かれても立ち上がり、苦悩と絶望の中で最期まで勝利と希望を抱いて立ち向かった勇者だからです。


この雑草魂は、貧困と困難に追い詰められ、ますます輝きを見せます。


祖国を焼失した彼はその後、生き恥晒した亡国の哀れな亡命者に成り下がりながらも「祖国ガミラスの仇敵」たるヤマト撃滅に尽力します。普通なら「もうだめだ…(:_;)」と諦めるような凶悪な無敵戦艦に、徒手空拳の立場にありながらも決然と立ち向かうその姿に誰もが感動したものでした。


デスラーは白色彗星帝国亡命編を経て、異民族に虐げられていた民族解放戦争に身を投じ、見事に自由と独立を勝ち取っただけでなく、巨大な帝国に育て上げた「救国の英雄」として、悪の無敵戦艦に堂々と対峙するまでになりました。


彼は成長したのです…(๑¯ω¯๑)

心技体の全てにおいて…


まさに勇者の資質である「諦めない」「仲間を憶う」「誰よりも戦う」…チート能力を一切持たず、ただ自らの知恵と勇気を頼りに努力と献身を惜しまないその姿をヤマトで唯一体現していたのがデスラーだったからです…m(_ _)m


デスラーこそが、まさに真のヒーロー然たる資質を備えていた


この偉大な資質が「デスラーマニア」の本質でした。その意味ではただ単に「ヒトラーからパクった」という、たったそれだけのことで大変残念な事になりました。個人的にはデスラーさんの偉大さはフリードリヒ二世により近いと思われるのですが、くだらないポリコレのせいで「一人の偉大な人間が、死んだ」という事を彼の墓碑には刻んでおきたいと思うのです。


少年ジャンプだったら間違いなく主人公でしょうね。

デスラー、異世界転生して一から成り上がったらよいのかもしれませんね…(๑¯ω¯๑)




  ※     ※     ※




【補足】

ちな、ワイが本当に好きなヤマトのキャラは「バルゼー提督」です。

あれだけ無能で阿呆なキャラは、むしろネタキャラとして貴重です。あのバカさ加減で第六艦隊の司令官になれたのですから、むしろ羨ましいものです。軍人教育など受けたことないワイですが、「ワイでもやれそう」という希望をもたせてくれた御仁です。


正直な話、ズォーダーのところは、部下がこんなポンコツばかりで本当に苦労したと思いますね。天塩にかけ、カネをかけて育てた艦隊を「艦首にでっかい大砲、二つももってるお(^m^)」とミエミエの敵の前に晒し、なんの手を打つこともなくそのまま「拡散波動砲発射!」で一瞬で焼かれたにも関わらず、「不様だぞ、どけい!」でよく許しましたね、と ←ズォーダーさん


ワイが社長だったら…


「窓から飛び降りろ」

「365日24時間、死ぬまで働け」

「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになれ」


…くらいの事を普通に言ってパワハラするでしょうね (๑¯ω¯๑)


ズォーダーさんは優しい経営者です。てか、そんなことだから会社、丸焼けにして全財産失うんでしょうけどね…

経営って、むずかしいものですよ…(๑¯ω¯๑)

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