　ことわざの形にして流布された、幽霊、怪異に対してかける呪い。

　幽霊や怪異は、それを見た者が幽霊や怪異であると認識してしまう事で、害をなすようになる。その状況が発生した際に唱える事で、幽霊を無害な枯れ尾花に変えてしまう事ができる。

　いわば、新型の念仏である。

　何かヤバい物を見てしまった人を慰めるのにも使える。

類語：白い影、風にひらめく俺のシャツ

類語：ぎょっとした。鏡に映ったノーメイク

　慰められない場合は、幽霊や怪異とは違うヤバいものを見てしまったのかもしれない。横領の現場とか、怪しい薬物の取引とか、とにかくその場を離れよう。静かに、そっと、ただし急いで。

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