曲がらねば世が渡られぬ

 まず空間を曲げることに成功しなければテレポーテーションは不可能であるという学術的な言葉だったのだが、量子テレポーテーションの登場によって、空間を曲げる必要はないかもしれないという話になってきた。

 そこから時代遅れの知識を指すようになり、「あの野郎、まだ曲がらねば世が渡られぬなんて言ってやがる」のように、時代遅れの知識を振り回す頑迷な様子を指すのに用いられるようになった。

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