問㊽ 続編や番外編はお好きですか?

 ここまでで一つの物語を完成させるまでの「あれやこれや」はいろいろと書いてきたと思います。

 ということで完成後に悩む、ちょっと脇道のテーマを。


   ✒


 今回は続編や番外編についてです。

 読者の方の反応が良かったり、書ききれなかった気持ちが残っていたり、サブキャラクターに光をあてたかったり、はたまた同一の世界観で広がる別の物語を考えていたり。


 続編や番外編の在り方はいろいろだと思います。

 それだけに、これに悩む人はけっこう多いのではないでしょうか?


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 ついでにいうと書き手としてはもちろん、読み手としても思うところあるのではないでしょうか?

 番外編いらない派の方もいるのではと思うわけですね。


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 ちなみに私は基本的に番外編とか続編は書きません。

 というか書けません、ですね。


 ですが、レビューやコメントなどで「ちょっと好評だったかも?!」なんて思う作品があり、期待されているなら書きたいな、という気持ちになるのは事実です。


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 まぁせっかくのナイショ話なので書きますが『若君は吸血鬼』はコメントやレビューなどでそんな声を頂き、実際に続編を書きだしてみたのですが……どうもしっくりこない……そのまま、出だしからつまづきました。


 では、番外編はどうだろう?

 具体的には戦国時代で若君が吸血鬼になったいきさつの話、タイトルは『若君血風録』とタイトルまで決めました。大まかなストーリーも考えました。

 が、これも書きはじめてつまづきました。


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 最初は自分で課したハードルが高いのかな? なんて思いましたが、どうもそれだけではなさそうです。

 たぶん作品の中で一応の完結を見ているので、腰がすごく重くなっている気がするんですね。エンディングを壊したくない気がするというか。


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 それでも実は一つだけ『モノノ怪クリニック』は続きを書き出しました。

 しかしこれは連作短編だからできたことです!

 ……と言いたいところですが……二話目がまだ投稿できていません!

 投稿できないまま、はや一年が過ぎようとしていますね。

『連作短編』は結局のところ『長編』だということに改めて気付いた次第です。


(ちなみに続きは遠からず近からず投稿予定です……だいぶ感覚が戻って書けてきました)


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 読み手としてはどうか?

 これまでの傾向では、私はあまり番外編は読まないみたいです。

 なんとなく後回しにしてしまう。

 それよりは別の新しい話を読みたい、そう思うタイプのようです。


 ただ続編は番外編よりは目を通していますが、多くはないですね。

 特に初回のエンディングがすっきり決まっている場合、やっぱり後回しにしているような気がしますね。


   ✒


 ということでこれは個人的にすごく興味のある質問です。


 みなさん続編・番外編はお好きですか?


 積極的に読みにいく方はどれほどいるのでしょう?

 また私みたいに後回しにする方はどれほどいるのでしょう?


 読み手としての好き嫌いはもちろん、書き手としてはどんなふうに続きを書いているのか、なんてことも知りたいです。


 あとはこんな番外編が好きなんてのも聞きたいですよね。

 こんな続きは苦手とか。


   ✒


 私がまさに絶賛苦闘中ですので、ぜひナイショで教えていただければと。

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