ナイショ話

問㊶ エピローグは欠かせない？

　ということで、長々続いたこのエッセイ。

　最初はエッセイのつもりで書いていたんです。

　でも途中で創作論というジャンルがあり変更しました。

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　でもやっぱり気持ち的にはエッセイなんですよね。

　創作論なんていうものを書くつもりで書いてないですから。

　でもちゃんとしたエッセイを書く人の邪魔したくないわけで変更しました。

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　話がそれましたが、とにかくエンディングも書き、ラストはエピローグです。

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　私はエピローグが大好きです。

　それこそ読後感に関わるもの。

　これまで読んできた物語が終わり、余韻を楽しむところ。

　ホラーであれば追撃のぞっとする感じを味わう所。

　長い旅の終わりをシミジミと感じつつ、物語の中の未来へ思いをはせるところ。

　読み手としては、ご褒美的に楽しみたいところですね。

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　ということで書き手としても、もちろん自分の好みのエピローグを書きたいわけです。

　ちなみに前回のテーマでは、ラストとエピローグを混同させてしまったのか、エピローグ寄りのコメントが多かったですね。

　書き方が悪かったせいかもしれません。

　それかあまり区別しないものかな？　とも思いました。

　まあそれはともかく、エピローグに期待するものは割と共通しているのかな、とも思えました。

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　物語のその後が暗示されるような、その後を想像させてくれるような、そんなものを求めているのかなと。

　ちなみに私が求めているのもまさにそれですね。

　今回の物語で困難はしっかりと乗り越えた。

　だからこれからどんな困難が来たって、ちゃんと乗り越えていけるハズ。

　エピローグではそんな姿を感じさせるものであって欲しいなと。

　逆に言えば、それだけの事件を持ってこないと、それをきちんと乗り越えないと、エピローグの幸福感、安心感は出ないなと。

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　これは恋愛ものの物語なんかでも共通な気がしますね。

　様々なトラブルを超えて結ばれた二人なら、この先もきっと大丈夫、そんな感じですね。

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　で、振り返ってみると、これこそがキャラクターの成長なのかな、となるわけですね。

　それを見守って、クライマックスを見届けて、安心してその背中を送り出せる。

　そんなプロセスをたどれるようなエピローグが私にとっての理想ですね。

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　ちなみにエピローグは『後日談』としてとらえてますが、この解釈は合っているのでしょうかね？　ちょっと今さらですが……

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　そうそう、あともう一つ何より大事な話。

　私はエピローグを書き終えた時に、ようやくああこれで書き終わった、と思えるんです。

　――完――

　この文字を打ち終える時！

　この瞬間のなんとも幸福な事！

　あの何とも言えない解放感。

　だからエピローグが好きなのかもしれませんね。

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　ということでいつもの質問です。

　改めて皆さんの好きなエピローグとはどんなものでしょう？

　結婚エンドや、出産エンド、おじいちゃんとおばあちゃんになってるもの、いろいろありますよね。

　これはないな、というのもあるかもしれません。

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　とにかく自分の中でパターン化しやすいのもまたエピローグ。

　いろんな方法を知っているといいと思いませんか？

　これは意外と効果的、なんていうナイショ話があればぜひ。

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……ちなみにそのナイショ話はだらだらともう少し続きます。

　予告通り５０話までは引っ張ります。

　それまでにこの場で聞いてみたいテーマなどあればお寄せください。