問⑯ キャラクター篇を編んだ理由とは?

 と、まぁここまでキャラクターについてあれこれ書いてきました。

 私自身も改めて自分のスタンスを振り返り、また皆さんのご意見を読ませていただきました。


   ✒


 で、改めて思ったわけです。

 なんでこうも長々と、キャラクターの設定について書き込んできたのか?

 その理由を今一度、皆さんにも説明した方がいいのではないだろうか?

 と思いました。


   ✒


 肝心の


   ✒


 それは物語にいろんな要素を詰め込むためです。

 ピンとくる人もいるでしょうが、物語にを詰め込むためなんです。


   ✒


 では、ここでいう、いろんなものとは何か?

 ココからは少し傲慢かつ、夢想的なことになります。


   ✒


 まず私は人に物語を読んでもらいたい、

 読んでもらえるなら楽しんでほしい!


 とそう思っています。

 むしろ、それしか思っていません。

 だからこそ、そのためにいろいろと考えるのです。


   ✒


 いろいろとなにを考えるのか?

 その答えは感覚的で具体的なものです。


 最初のページを開いたときに「どんな物語が始まるんだろう?」とワクワクしてほしい。


 ページをめくっていくごとにキャラクターを好きになってほしい。


 本を読み進めていくうちに、主人公と一緒に、喜んで、怒って、泣いて、笑ってほしい。


 クライマックスでは「次はどうなるんだろう?」とドキドキしてほしい。


 そしてラストシーンでは感動してほしい。


 エピローグを読み終え、本を閉じた時に「あー、面白かった!」と思ってほしい。


   ✒


 私はそんなことをいつも夢見ています。


 そんなことを考えながらキャラクターとああしよう、こうしようと相談しています。


 どんなストーリーをつないでいこうかとアレコレ考えています。


 どんな伏線を仕掛けようかとニヤニヤしたりもします。


   ✒


 たぶん私は『強欲』なんだとおもいます。


 とにかくいろいろ詰め込みたいんです。

 とにかく読んだ人を楽しませて、感動させてみたいんです。


 もちろん、感動させる、なんて考えはそれこそ傲慢だとは思いますよ。

 でもせっかく長い時間と労力をかけて書くのだから、それくらいの『野望』を抱いてしまうのです。


   ✒


 そのためには、いろんなキャラクターが必要です。

 共感できるキャラクター、共感できないキャラクター、カッコいいのや、かわいいの。

 いろんなタイプが欲しいのです。

 そして波乱万丈の血沸き肉躍るストーリーを作りたいのです。


   ✒


 ね? 強欲でしょう。

 引きましたか?

 でもいいんです。


 そうしたいのだから、そうするだけなんです。

 そのためにあの手この手と考えているんです。


   ✒


 ということでキャラクター篇の締めは今回は私の野望篇かつスタンスでした。


 ところで皆さんはどんな野望を抱いてますか?


 旅の恥は、といいますからね!

 ぜひナイショでコメントしてください。


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