炎のthrow(スロー) カーリング・ファイター円戯(えんぎ)
ノザ鬼
第1話
北海道に住む、氷上円戯(ひかみ えんぎ)は、元気な小学生。
10歳の誕生日に、母親から渡された物。
それは…、5年前に行方不明になった父親が使っていた
【ストーン】
と
【ブラシ】
と、呼ばれる競技用の道具。
そして、母親が言った、
「この道具を使ってカーリングをやりなさい。」
続けて、
「カーリングで強くなった先に、お父さんの手掛かりがあるはず。」
差し出された二つの道具を手に取った瞬間に見えたのは…
『荒れ狂う龍!』
それは、未来の暗示なのか?
カーリングを始めた氷上円戯は持ち前の明るさと元気さで、一緒に競技をする子供達の中心となっていく。
そして、その中でも仲間と呼べる者達が集まり
[チーム:アイス・ドラゴン]
が、結成される!
円戯が放つ必殺技!
『ドラゴン・throw(スロー)』
ドラゴンの気をストーンが纏い、相手のストーンを弾く!
仲間のサポート必殺技!
『ファイヤー・ブラッシュ!』
ブラシで氷面を高速で擦ると、その摩擦熱で炎が上がる。
そして、立ち塞がるライバル
[チーム:スノー・バーバリアンズ]
リーダーの放つ技は、
『必殺! ブリザード・スロー!』
凍気を纏ったストーンが通った跡を凍らせる。
サポート必殺技!
『アイスバーン・ブラッシュ!』
ブラッシュする風圧で溶けた氷を再凍結させる!
激戦の末に芽生えは友情。
その時、現れた謎の一団は、黒ずくめに目を隠すマスクをしていた。
そして、
「我ら、カーリング・バロン!」
と、名乗り
「そんな奴らに苦戦する様では、我らが主【カーリング・キング】の下僕にはなれぬな!」
と…。
始まる【カーリング・キング】による、
[世界カーリング支配]
それに、対抗できるのは…。
ドラゴンの【ストーン】と【ブラシ】を受け継いだ者だけ!
氷上円戯のカーリングの自由をかけた戦いが、今始まる!
『炎のthrow(スロー) カーリング・ファイター円戯!』
カーリング…
それは、氷上のチェス。
決めろ、必殺技!
頭脳とテクニックで、掴め勝利!
炎のthrow(スロー) カーリング・ファイター円戯(えんぎ) ノザ鬼 @nozakey
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます