聞こえてくる

冷凍氷菓

聞こえてくる

春を迎えた時、私は一人だった

歩み始めたこの道は希望と不安

振り向けば絶望に感じていた過去

そんな過去に別れを告げようとしていた

過去は絶望だったのか今ではよくわからない

だが歩みの足は止まっていた


前を向いて歩けるようになったのは良かったことだろう

今失うものもあったがそれでも良かった

失って困るものでもない


新たに春を迎えた時、私は一人ではなかった

大切な、まるでユリのような人と出会い歩むことができている


過去を悔やみその過去を「絶望」というタイトルにして額に飾っていた私だが

改める必要があると思う「希望は聞こえてくる」と


まだ私の歩む道、私の物語は始まったばかりでどのような結末になるかはわからない

しかしいつでも「希望は聞こえてくる」だろう

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聞こえてくる 冷凍氷菓 @kuran_otori

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