同じ道を歩く
あど
第1話 同じ道
昨年の秋からは、いよいよ杖をついて歩くようになったこの身体。
右腰に力がかかると、右半身の痺れが強くなるので、遠くまで歩く事も、車に乗って移動することもままなりません。
そんな私の、唯一歩くこと出来る、同じ道。
仙台市の広瀬川沿い。
下流側には、火を祀る愛宕神社が高くそびえ、上流側には、伊達正宗公の
その間の「縛り地蔵尊」から「霊屋下セコイヤ類化石林」までの1キロにも満たない散歩道。
暗くなりがちな日々の中で、目に映る季節の花々、野鳥、水鳥。
自分の道と、我先に飼い主を引っ張っる犬達。
たまの増水で少しずつ変わっていく川岸の模様。
そういった、多くの人にとっては、取るに足らない日常の事々を、あたたかい所だけ切り取って、書いて行こうと思います。
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