片翼の天使が目の前に現れた場合の対処法 "現れないのが一番いい"
ご都合主義者 S
第1話 始動編「敵の武器と技に対する考察」
この様な妄言に付き合っていただける事をはじめに切に感謝します。
解説編開始
とにかく強い!あいつは強い!
アィェィヤァ?!地面に当たらずにマサムネブレード振り回せるのナゼェ‼︎? 速すアガバババーッ!!!
(叫ぶ暇あるんだぜ、と余裕アピールをして空想内で切り刻まれながら)
***
敵戦力分析編
武装について
前述の世迷言はさて置き、まずその長大なるマサムネブレードから解説する。
とにかく長い。彼の身長以上の長さを持っている。
あの持ち手の短さでどうやって発生しうる遠心力を乗り越えて振り回しているかが心配になる程だ。
ファンタジーだから物理法則無視は仕方ない?一理ある。
だが、待ってほしい。明確な理由があるならば余計に造詣が深くなる、その様にも考えられないだろうか?
そして、この雑記は「それをあえて考えて見る」事を目的としている。
もし、読むのが嫌になったなら、この場で読むのをやめて構わない。楽しく読めない文章を読むのは読者にとってプラスになりにくいからだ。
とりあえずマサムネブレードを自分が振り回して見る事から考えて見る。
なお、以下マサムネブレードを入手する当てが鍛冶屋がいない上にギルも無い為、
全てイマジナリーオールフィクションである。
更に、難しい計算式はわざと使わない。これは説明と理解を簡単にできるようにする為である。
ーけっして、計算するのが気軽に書くのにめんどうだったからではない、いいね?ー
とにかく重い!バスタードソードがあの短さで片手半剣と言われている原則両手持ちな剣である事が結果的に裏付けられる。事前に軽量した重さより重く感じてしまうほどだ。原因は長さによる遠心力が考えられる。
テコの原理、をご存知だろうか?その真逆の状態が発生している為だ。つまり、自分自身がテコによって引き上げられて振り回されようとしている、そんな状態になっているのだ。
よって、振り回すのは無理!何故なら、自分が振り回されてしまうからだ!しょうめいおわ
ーよって、振り回せる前提の力を仮に仮定して見るとする。
とりあえず、振り回される力以上の力を何らかの形で用意しなければならないことは緻密な計算をしなくても明白だ。
強引に振り回して見ても、凄まじい負荷が体にかかる。自分自身がテコで持ち上げられるようなことになっているからだ。
だが、ヤツは振り回す。凄まじい切れ味を持って。
あんな細身で。たおやかなる長髪で。
つまり「その負荷を何らかの形で受け流し、それを剣に乗せて威力を更に高めている」のではないか?
まさか!まさかあの長髪はそんな狙いが!!?猫の尻尾めいて、エネルギーの制御伝達を行なっているのではないか!?
冗談はさておき、その推察の根拠を述べる。
まず、彼の肉体に「単純な力」でねじ伏せられるような要素は多大にあるようには見えない。
少なくともそれは最低限に絞られているだろう。細マッチョとはそういうものだ。力士とは違う。
そして、彼の戦い方は長大なるカタナを振り回しまくる神速連撃だ。
故に、これまた素直な力とは縁遠い。
これらの事から、所謂「柔の剣」であると判断した。
パワーを無駄なく発揮する。
パワーを操作する緻密さを最大の特徴とする剣術だ。
この剣術の奥義は
「パワーを操れるが故に相手のパワーを操る」事にある。
その為に、当然だが自分の獲物のパワーを操ることなぞ造作も無い訳だ。
それが出来なければ剣士にさえなれないからだ。
ー 以上、具体的根拠の示すことの難しい「やって、見て覚える行為」を無茶をして文章化したもの、私のこじつけであり荒唐無稽な具体的な根拠なき理屈以下のこじつけである。 ー
よって、彼は「刀に振り回される事さえ支配して、そればかりかその振り回される力の全てを相手にぶつける」事を持って、あのマサムネブレードを振り回している。
異星体を支配した存在な訳だ。その力全てを己のために使う訳だ。
刀を振り回しまくる訳だ。でなければ、相手に一方的にエネルギーを与えられる状態を維持できない。
「振り回し始める事ばかりは、自分の力だけで行わなければならないから。」
「一度止まってしまったならば、再び振り回すにはかなりのエネルギーとそれを用意する時間が必要だから。」
敵戦力分析編、武装、戦術解説編「使う側から考えてみた」
始動編終了。
To be continued?
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