第7話 世界まるっとオススメアトラクション

 ここまで、簡単にではありますが全世界のディズニーランドを巡りました。

 今回のエピソードでは私が実際に体験した4パークのうち、紹介済みの日本を除いた各パークのオススメアトラクションを1つずつですがお送りしたいと思います。

 まずは、カリフォルニアから。




 ・ディズニーランドのオススメアトラクション

【マッターホーン・ボブスレー】

 こちらは実在の雪山「マッターホルン」をモデルとした、ボブスレー型のライドに乗って進むジェットコースターです。

 コースは2つに分かれており、それぞれ緩めのコースとやや激しい動きのあるコースになっています。




 ・ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのオススメアトラクション

【グリズリー・リバー・ラン】

 円形のボートに乗って急流下りをするアトラクションです。ずぶ濡れ確定のアトラクションのため、夏場にはもってこいの大好きなアトラクションです。




 ・マジック・キングダムのオススメアトラクション

【バズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピン】

 日本にある「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」と全く同じストーリーのアトラクションですが、こちらのスペースクルーザー(ライド)は『XP-37』といういわば「旧型」で、実際ブラスターも台座から外れない仕様となっています。

 そのためある意味で難易度は上ですが、「縛りプレイ」と解釈もできるのでマニアックな楽しみができます。




 ・EPCOTのオススメアトラクション

【ソアリン】

 現在は「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」とバージョンアップしていますが、「ハンググライダーで空を飛ぶ」コンセプトは全く変わりません。

 一見してディズニー色の強くないものではありますが、ファンの方々からは非常に人気のあるアトラクションです。ちなみに私は施設内やアトラクション体験中に流れる曲がとても好きで、音楽を聴くがためにアトラクションに何度も乗りました。

 2019年頃にはなんと日本にも上陸しますので、お楽しみに!


 蛇足ですが、日本の富士急ハイランドにある「富士飛行社」とシステムが似ていることでよく比較されるこのアトラクション、実はソアリンの方が古いです。と言われています。大事なことなので2回言いました。




 ・ディズニー・ハリウッド・スタジオのオススメアトラクション

【ロックンローラー・コースター】

 一言でいうと、「ロックバンドのエアロスミスが監修したジェットコースター」です。

 彼らの楽曲に合わせて、リムジン型のコースターが3回転ループしたりスピンしたり最高時速100kmでハリウッドを駆け抜けます。

 ちなみに初っ端(出発直後)で5秒カウントからのロケットスタートをかましますので、苦手な方とパートナーが絶叫系好きな方はご注意を。




 ・ディズニー・アニマル・キングダムのオススメアトラクション

【キリマンジャロ・サファリ】

 キャストが運転するジープに乗って、アフリカに生息する動物たちを観察できるアトラクションです。

 ちなみに動物は「オーディオアニマトロニクス」ではなく、パーク内で飼育されている本物です。本当にライオンとかキリンとかシマウマとかアフリカゾウとか飼ってます。

 もう1つ【エクスペディション・エベレスト】というのもおすすめですが、長くなるので割愛といたします。

 簡単に言えば、「ジェットコースター版スプラッシュ・マウンテン」です。詳しくは調べていただければ、と思います。




 ・香港ディズニーランドのオススメアトラクション

【イッツ・ア・スモールワールド】

 全世界にありますが、ここで紹介させてください。いえ、決して「印象がなかった」とか「記憶がない」といったものではありませんのであしからず。


 元々このアトラクションは、1964年のニューヨーク万博でユニセフが出展したパビリオンがその前身となっています。このときパビリオン製作の依頼を受けたのがウォルト・ディズニーでした。彼はユニセフの理念に合致するアトラクションとして、「平和の世界とは”子供たちだけの世界”である」と考え、アトラクションのテーマが形作られました。

 万博終了後の1966年に大規模改修を行ったうえでディズニーランドに移設され、アトラクションの最後には「イッツ・ア・スモール・ワールド - ユニセフの理念・理想に捧げる」の言葉が記されました。

 ちなみに、このエッセイのタイトルは「世界を巡る」というアトラクションのストーリーから名付けました。




 ここまで、「ディズニーの魔法の原点」について少しだけですが触れました。

 しかし、その魔法はこれだけにとどまりません。

 次回は、「ディズニーランドの新たな形」についてご紹介します。

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