作中ご飯11:SPチキンライス・ボウルとチキンのトムヤンクン

 今週も遂に金曜日まで辿り着きました。お疲れ様です。ゆっくりと疲れを癒して来週に向けて英気を養って下さいね。なにせ、来週には6月が始まってしまうのです。早いものですね。中には、5月中になんとか済ませておこうと、明日・明後日で田植えをされる方も多いかもしれませんね。休めるかと思ったら、また一仕事です。でも、おいしいご飯の弾をお前らの腹にブチ込みに来たぜ! 俺だ。吉岡だ。


 5月も終盤戦だが、本編もそろそろ終盤戦だ。遂にコータが勝負をかけるメシが2つ登場したぜ。今回のブツはこれだ。


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 SPチキンライスボウルに、チキンのトムヤンクンだ!


 SPチキンライス・ボウルは、鳥ガラのスープで炊き上げたコメの上に、低温調理でじっくりと調理した鳥のむね肉をスライスして扇形に載せ、青々としたパクチーと、真っ赤なトウガラシ・ソースをかけた丼だ! 脇には甘酢ショウガ、いわゆるガリも添えてあるぜ!


 パクチーと辛いソースにしっとりジューシーむね肉、それにご飯だ。うまいに決まってんだろ! パクチーのクセのある香りと、辛いトウガラシでチキン&ご飯を掻き込んだあとに、箸休めにいただくガリの甘酸っぱさと、トウガラシとは違う種類の辛さが鼻に抜けるのもたまらねえぜ。うめえ。ビールくれ!


 ただ、インスタのブツは少々手違いがある。せっかく作るんだし、チキンハウスさんで、おいしいむね肉買ってこようと思って使ったら、むね肉がデカすぎたぜ。良い肉すぎたんです。思ったより超はみ出てワイルドです。作中のボウルは、もうちょっと綺麗でこじゃれてると思って下さい。ちなみに、味は最高でした。


 トウガラシ・ソースは、白糸の滝のある辺りの地域の固有種である、「白糸唐辛子」が原材料の「白糸辛醤」を鶏がらスープで延ばした物だ。チリ・ソースとかサンバルみてえな味と思ってくれればいい。それのちょっと爽やか版だ。


 そして、トムヤンクンだ。本編中では、エビの代わりに駿河シャモのもも肉を入れた、チキン・トムヤンクンだ! ただしインスタのブツは駿河シャモの代わりに富士の鶏のもも肉を入れてるぜ。相変わらず駿河シャモは入手が面倒なんだ。すまねえな。具は鶏肉の他は、トマトとシイタケだけのシンプルなスープだ。味はトムヤム・ペースト中心で、あとは鳥から出た出汁くらいだ。トマトとパクチーのおかげもあって、さっぱりうま辛だぜ! ごちそうさまでした。酸味がもっと欲しい場合には、レモンスライスを落とすと見た目も味も華やかになるんじゃねえのかな。


 さて、チキンライスの方は、今回は本編に沿って、チキンは低温調理、ごはんは別個に鶏がらスープで炊いたが、普通に一緒に炊飯器で炊いてもOKだ。本編中のSPWスタイルみてえに、それにガリを添えて食べるだけでも十分うまいぜ。皮のダルダル感が苦手な人は、あらかじめ皮はとっちまって炊けばいいぜ。


 これから夏場に向けて、ちゃんと飯を食わないとバテるけど、めんどくさくて作るのイヤ。っていう時にでも試してみるがいいさ!

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