1話 変身 Cパート
ギアロード・ソーグの
そんな小さなものを、思いどおりに動かす
「
だが、少年は違った。誰かを助けるための力を、心から求めた。
「なんだ?」
目の前の木が光っている。何かに
顔も同じようになっていることに、ジュンヤは
光が消える。そこには、ギアロード・ソーグが立っていた。
『この
(そうか。
口には出さず、頭の中で考えたジュンヤ。
川の近くから、黒い
『オレが、ソーグだ!』
(歩きにくいな。いや、
『早く、逃げて!』
髪の長い女性は、まだ
(やったか?)
黒い手で振り払われ、お返しに左手で
『なんでー!』
「ソーグ!
美しい女性が、大声で叫んだ。髪が風に遊ばれる。スーツ姿に
(ソーグの力を使うってことか。強すぎるから、言わないとダメなんだ)
立ち上がり、
『ソーグ。
「ノウリョク、シヨウカノウ」
銀色のベルトから
(
女性が
『ファイナルアーツ!』
地面を
両腕で防ごうとした黒い
ソーグが足を振り切って
大きな音とともに、
これが、ギアロードキックの
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