第20話 こうりゃくぐみ

クラスチェンジできるようになっても、進化カードが足りないか。


ユニット:1枚

魔法:1枚

武器:0枚


もっといるなあ・・・


「少し初級クエストやって、ルーンストーンを稼ごうか」


「もしくは、上級ダンジョンを周回して、宝箱、ボスからのドロップを狙うとかですね。自然物の破壊とかでも出たりしますけど」


草狩ったり、岩どかしたりとかかな。


初級クエストを受けては、達成。

ダンジョン初回クリア報酬あるときはそれも受け取りつつ・・・

何とか30個貯まった。

☆1クエストは全部やり切り、☆2クエストも少なくなった。


よし・・・引くか!

今はグロリアピックアップ中。


ユニット:

 スポア(被)、スポア(被)、ウィルオーウィスプ(被)、トレント(被)、ウィルオーウィスプ(被)、スポア(被)、トレント(被)

スペル:

 クイック(被)、クイック(被)

イクイップ:

 ミスリルメイス、ミスリルグローブ


「☆3だけでもかなりの数があるのですが・・・ここまでだぶるとは、逆に凄いですね。その残念さ、誇って良いですよ?」


レインが呆れたように言う。

ぐぬぬ・・・


ユニット:8枚

魔法:3枚

武器:0枚


「・・・進化カードがユニットの分揃ったから、予定通りさっ」


「・・・そう言う事にしておきますか」


半眼で告げるレイン。

これ絶対あのスキルのせいだよなあ。


「あのスキルとは?」


・・・心読むんだよなあ・・・


「それより、次のクエストを受けようと思う。レベルを上げてしまいたい」


「☆4クエストでしょうねえ」


酒場に行くと、エリスがいた。


「あ、ファンドさん、お久しぶりです!」


後ろにいた、双子っぽい女の子がこっちに来る。


「エリス、この人が以前言ってた方?ほんとだ、フェアリーとかスポアとか連れてて可愛い~」


「私も育てようかなあ・・・ついつい強さを優先してしまって・・・」


「ぽふぽふー!」


「や、可愛い!!」


女の子に人気だ。

双子だけじゃなく、エリスも目がハートマークになってる気がする。


「ファンドさん、私ギルドランクが☆2になったんですよ。プレイヤーの間でも、早い方です。特に攻略組以外ではかなり早い方」


立派な胸を張るエリス。


「エリスはもう攻略組の一員と言っても過言じゃないくらいの強さだけどねー」


双子の一人が半眼で言う。


「誘われたけど、あいつらと一緒にはやりたくないわ・・・」


エリスは嫌そうに言う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る