私の作品について

パパと恋人のはざまでー義理の姪が誘惑している？（リメイク版）＊

「パパと恋人のはざまで—義理の姪が誘惑している？」はカクヨムで「オーバー３０才主人公コンテスト」（2019.7.5～9.2）が開催されるのに合わせて処女作「パパと恋人のはざまで」（全12話約3万6千字）を10万字以上の作品にリメイクしたものです。2019年7月5日から投稿を開始ました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890112015

オリジナルは2016年11月23日に執筆開始し12月5日に「カクヨム」に投稿を開始ました。今読み返してみると当時全力投球で書いた力作です。また、自身の小説の原点でもあります。

リメイク版作成にあたり目標や留意した点は以下のとおりです。

（１）愛情表現を工夫する！

（２）登場人物のキャラクターを深く描く！

（３）面白く書く！

（４）各エピソードについては、タイトルを工夫すると共に起承転結も心がける！

（５）オリジナルの良さを失わない！

（６）コンテストに応募可能な10万字以上の作品に仕上げる！

以上のことに留意して書き始めてみると、やはり全面的なリメイク版で、しかも10万字以上を目指すとなると、やはり新作を書くのと同じエネルギーが必要であることが分かりました。

いつも書いているうちにテーマが明確になってくるのですが、オリジナルと同じでリメイク版もテーマは「歳の差婚」です。中年独身男を鼓舞する作品にしたいと思って書きました。

ストーリーはオリジナルを踏襲していますが、設定を若干変えた部分もあります。追加する新しいエピソードがなかなか思い浮かびませんでした。

それでオリジナル３部作の「ピロートーク」からエピソードを４つ作りました。これは元々オリジナルに使うつもりで綴ったものですが、オリジナルでは使いきれなかったので「ピロートーク」としてまとめたものでした。今回はその一部を本来の目的に使うことができました。

ただ、日常の中のエピソードに終始したかもしれません。また、面白く書くことの難しさがよく分かりました。

タイトルを当初は「パパと恋人のはざまで（リメイク版）」としましたが、その後リメイク版の表示を止めました。また、オリジナルと区別できるように「パパと恋人のはざまで—さあどうする」に改めました（2019.9.11）。さらに「パパと恋人のはざまで—義理の姪が誘惑している？」と副題を改めました（2019.10.2）。

オリジナルは専門学校時代６話、社会人時代６話の12話の構成でした。リメイク版では第１部 気儘な専門学校生編 23話、第２部 仕事に振り回される社会人編 17話の40話となっています。

それと心配な点は10万字を目指したことで、ただ冗長になっていないかということでした。８万字の作品が書けた時もそれが気になりました。読んだ後に何か心に残る作品に仕上げたいと全力で書き上げた作品です。

追記　映像化するなら、ヒロインは「美山加恋」さんが良いと思います（2022.3．21）。