偽装同棲始めました―どうして地味子の私を好きになってくれないの?*

「偽装同棲始めました―どうして地味子の私を好きになってくれないの?」は地味子シリーズの第3弾「地味子と偽装同棲始めました―恋愛関係にはならないという契約で!」のヒロイン目線の裏ストーリーとなっています。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889104932


2019年5月16日から投稿を開始しました。第1部 都会・同居編18話、第2部 帰郷・お見合い編 9話、全27話、約80,000字の中編作品です。


本作品はエブリスタ「コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞(2021.5.9〆切)」の優秀作品に選定されました。


地味子シリーズ第1弾、第2弾はヒロインの地味子が変身して別人のように可愛くなって主人公を驚かすという展開でした。


第3弾では地味子がこの別人のように変身することをテーマにして、ヒロインに地味子といわゆる派手子の二役を演じさせてみました。


本作品ではなぜヒロインが地味子になったのか、なぜ元の可愛いヒロインに戻るのかに焦点を合わせています。


また、主人公の母親にも重要な役割を担わせています。オリジナルストーリーには書けなかった母親である老舗のおかみさんが息子のため店のために全力をつくす様子を書きました。


オリジナルと同様、本作品は主人公とヒロインの宿命をテーマにしています。人には宿命というものがあり、人はその因縁の中で生きて行かねばならないと思っています。ご縁や運命の赤い糸にはその意味を込めています。


毎回、ヒロイン目線の裏ストーリーを書いて思うのですが、裏ストーリーの方がオリジナルストーリーよりもテーマが明確になって分かりやすくなっていると思っています。


ただ、いままで書いたヒロイン目線の裏ストーリーは「春の雨はあたたかい」以外は、オリジナル以上の評価は得られていません。


なお、この作品は「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「Berry’s Café」「アルファポリス」「セルバンテス」「ノベマ!」に同時投稿しました。

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